今、アメリカではアジア系の方へのヘイトクライムがまた起こり始めていると聞きます。多国籍国家では、永遠の課題なのかとは思いますが、とても難しい問題だな、と、いつも思います。やはり人って自分と違う類の人には、何かしらの反応をしてしまうのが常。だから、その人としての「なんとなく」な感じを社会が統一した強い価値観で、抑えつけると、ストレスになってしまうのではないか。。


私が昔働いた会社は、所謂、Political correctness 、うーん、なんだろう、色んな差別的な発言を許さない?的な、のにとても敏感だった。


転職者には二週間くらいかけて仕事の合間に研修がある。その中で、面接する立場で聞いてはいけない事、と言うのがあった。フラットな組織なので、面接は同僚レベルでもする、なので私も当然受けた。

してはいけない質問

政治的信条
宗教観
うんうん、もちろん、

結婚してるか、
子供はいるか、
年齢
はい、分かってます。

性的嗜好、ジェンダー
えー聞くわけ無いよね、と言うか、面接に来た人が青ひげでハイヒール履いてても、普通に、と言うことか、、、 確かに。仕事とは関係ない。

性別
え? そ、それは聞かないと、と言うか、見て分からなくて、書類的に書いて無い人が来たらって事だよね。。。

思わず質問してしまいました。

確かに仕事では直接関係無いこととは思いますが、流石に隣に座るかも知れない人などは、性別くらいは聞きたかったら、どうしたら良いですか?

人事部の教育担当の女性が答えます。

分かります、私もそうなると思います。でも、それも、究極的には、本人が申告しない限り、聞く必要の無い質問となります。とは言え、知りたい場合は、例えば、

重い荷物を沢山運んだりする事があった場合、大丈夫ですか?

などですかね、、、うーん、そんな場面、仕事でないわ、、、

実際、聞きたいと思うけど聞けない面接には遭遇しなかった、けど、なんとなく、そう言うチャレンジ的な経験したかった様な、、、

Political correctness は大切だけど、行きすぎると、息苦しい。me too 活動も賛否両論ありますよね。

で、結局、家族の事情もあって2年で辞めたけど、確かにちょっと息苦しかったかも、、、あの会社。。いや、でもそれ以上に沢山学ぶ事もありましたが、もちろん。