タイトルが、人目を引きますね!
でも、中身は、人間関係における策略についてではなくて、日常生活の一コマを切り取ったエッセイです。
一番関心したのは、「接続詞」の使い方がとてもうまいという事でした。すなわち、文章の展開がとてもお上手なのです。
天才的と思いました。
春の雪(三島由紀夫)を読んだ時も、文章の緻密さと煌びやかさに、天才と思いました。
天声人語(朝日新聞の社説)を読んだ時は、文章のまとまりと表現の明確さに、天才と思いました。
久しぶりに、天才的と思った本でした。