9月11日
ニューヨークの同時多発テロがあった日です。
先日、ドキュメンタリードラマで同時多発テロのことをやっていたのですが、娘が改めて
「パパよかったよね」って。
本当に生きててよかった。
ワールドトレードセンターはマンハッタンの南の方にあるので、日系企業は入っていましたが、ワールドトレードセンターに通勤する人はマンハッタン西側のニュージャージー州に住む人が多い印象でした。
夫の会社はマンハッタンでも北の方(真ん中？)あたりにあったので、あの頃我が家はマンハッタンの北の方に住んでいました。
娘は3歳
息子はお腹の中にいました。
そんな夫がなぜこの事件に巻き込まれそうになったのか？
その日夫は飛行機に乗って日帰りの出張でした。
日帰りだったので私も朝の出発時間だけ聞いて、行く先を聞いていませんでした。
夫の飛行機の離陸時間は4機のハイジャックされた飛行機とほぼ同じ時間。
8時半少し前の時刻だったと思います。
当初は4機以外にもたくさんの飛行機がハイジャックされている可能性があると報道されていて、夫の乗っていた飛行機もハイジャックされているかもと疑われていました。
夫の乗っていた飛行機は予定の飛行場には降りられず空の上を彷徨うことに。
会社の方も夫の安否の確認ができないからと、私の方に連絡が取れたかと何度も電話をかけてきたりして大変でした。
スマホはまだ普及していない時代だったし、あまりの大きな事件に電話も繋がりにくい状態でした。
会社の奥さん同士の交流があったので、
電話の繋がった人から情報を伝達してもらったり、とても助けられた記憶があります。
結局夫の飛行機は予定にない遠い飛行場に着陸し、夫も数日かけてレンタカーで帰ってきました。
終わってみれば夫には何もなかったのですが、
ハイジャックの標的として検討されていた飛行機だったかもと思うととても怖いです。
9月11日は夫が元気でいてくれることに感謝を感じる日でもあります。
