今回はAppleユーザーなら誰しもが気になる新作iPhoneの発売についてだが、
おそらく例年通りではないかと思われる。
その根拠は、スマートフォンのシェアが40%をたったの一機種だけで
占めているので、まだまだ、Androidは押されているという感じが続いてるため。
それにiPhone5の売れ行きがあまりよろしくないので今までの『Sシリーズ』の中で
もっともスペックの変化が激しくなるとも予想できる。
そもそも今まで通り『Sシリーズ』になるか、これが最も予想困難といえる。
なぜならば、今までの初代CEO、スティーブ・ジョブズ氏は完璧主義だったため
iPad→iPad2
というように規則的になっていたが
現在のCEO、ティム・クック氏の代のiPadから
『The new iPad』『新しいiPad』というように名前がガラリと変わっている。
その後も、『iPad mini』、『iPad Retina display model』というように
名前が非規則的であることがわかる。
iPhoneこそ『iPhone5』と規則的になったが、わざわざ売れ行きが下降している時期に
スペックの変化が低い『Sシリーズ』を出す必要性が感じられない。
と言い切りたいところだが、どんなにAppleが好きなユーザーでも、
iPhoneのようなキャリアもかかわっているスマートフォンをコロコロ変えるわけにはいかない
そこで『Sシリーズ』があるとスペックがあまり変わらないので、
変える必要もあまりなくなる。
無論、『Sシリーズ』がなくなることでAppleユーザーが減るということは考えにくい
しかし、『Sシリーズ』があるとユーザー的には一つ世代が遅れても、
そんなに変わらないので気持ちに猶予ができる。
Appleは自社の利潤をとるかユーザーの心をとるか、これがヒット商品の秘訣になるだろう
ちなみにスティーブ・ジョブズはユーザーの心をとって今まで成功してきた。
ティム・クック氏はどうするのか、今年九月までには答えが出そうだ。