二十面相は作品中において、
何度か死んでいます。

例えば少年探偵団という作品では、
アジトで火薬に火を放って爆死します。

しかし、案の定、死んでいないので死体が発見することはなく、
次作の妖怪博士で再び登場します。

爆薬で死んだら死体が見つからなくても不自然ではないのですが、
彼はどっこい生きているわけです。
乱歩の作品では何度か
二十面相の死が描かれています。

ただ、後で登場することが多いので
死んだ風に見せかけて生きているというケースが多いです。

頭脳明晰な明智小五郎ですら
これだけは分からないわけですね。

怪人二十面相の設定のアレンジについてですが、

ドラマで放送された「明智小五郎対怪人二十面相」では
従来の変装や山田版の身体の構造を変えられるものとは違い、

整形手術の実験台になったことで、
自分自身の顔を失った男として登場します。

山田版は少年探偵団ぽく、
ドラマ版は乱歩作品の怪しさを表現しているのではないでしょうか。