販売の仕事をしていると、いつの間にかお客様目線ではなく自分目線になっていることに気づく。
販売の仕事で重要視されるのは売り上げを上げること、年間目標もあり、ライバル会社とのシェア争いも熾烈。もちろん、数字管理は毎日のことで、売り上げをあげることに向かって具体的に行動計画を立てる。
でも、そもそも、お店は会社のためにあるのではなく、お客様のためにあり、お客様に満足して頂けた結果、売り上げが上がる。
数字ばかりを気にしているとそれを忘れる。忘れると、声をかけられたくない人にしつこく声をかけたり、良くお話も聞かずに自分の勧めたいものを勧めたり、売りたいものだけを前面に出して、結果、ゾーニングができていない、ちぐはぐな売り場になったりする。
お客様目線、意識しても自分は販売員だから、なかなか難しい。
目の前にいるお客様に集中してこの方のために何ができるだろうかと、傾聴したときはびっくりするくらいの良い結果が出ることが多い。
商品の陳列も接客も品揃えはお客様満足のため。自分のためになっていたときは売り上げは落ちる。
お客様にとってはライバル会社の売り上げがどうなろうと、ワタシ給料がどうなろうと関係ないのだ。売り場もそう。
そして、売り上げと言うものはキリがない、伸びれば伸びただけ会社は更に伸ばすことを期待するし、良い時期があれば悪い時期もある。
それを受け入れながらやっていかないと身が持たない。
販売職は売れれば楽しい。売れなければ辛い。数字にすべてが表れる。
だからこそ、過程をみて、結果だけではなく、そのほかの部分での自分を認めていくことが必要になる。
例えば、5月にはこういうVPにして、ゾーニングをこうして商品量はコレくらい、シーズンオフが近いものはコレくらい減らして、どのお客様に対しDMを書いて、接客面では特にどこに注意して・・・・などなど、やることは山ほどとある。立てた計画をどの程度やっていけたか、また、やった結果どうだったか、効果がないならまた次の手を考えて、計画、行動、検証の繰り返し。
何年やっても、やること、勉強することはたくさんあって、けしてなれることはない。
人間相手の仕事だから、十人十色。一人ひとり違う。ほんと、慣れない。