師匠シリーズ 「師事」
ウニ 著 双葉社
2chのオカルト板に書き込まれた連作投稿作品の書籍化。
もとのネットの方がかなり好きだったのでわくわく。私はネット上で見つけられなかった『田舎』という作品の完結篇が載っているとのことだったので即決。
ただで読めるでしょと言われてもやっぱり読んで目も肩も痛くならないって重要だから書籍化万歳です。
明らかに好きなタイプのやつ。都市伝説的な現代怪談、日本の伝統的な魔除け、呪術の類、西洋黒魔術を色々ごった煮にしたのはおいしいです。現代の電脳世界で怪談読むならこうでないと。
でも収録されてない話もいくつかあるような。京介の部屋の黒い魚の話と師匠の師匠関連が少ないので、また続編で書籍化されるのかな。楽しみですな。
五色地図のタリスマンとかもう本当好き。四色証明に反するあってはならない形の地図なんだよな……実在したら………いや、見たくないわ。怖い。
あとインパクト強いのは、スクエアの話。ローシュタインの回廊とかかっこいい名前付いてるらしいですが、こっちはエロゲの創作単語らしい。なんだ。
でも既存の怪談を180°視点を変えて見せるこの手法は好きなので、自分もやってみたいです。
「こんな暗闇のどこが怖いんだ。目をつぶってみろ。それがこの世で最も深い闇だ」
