3月24日、iOS9.3にアップデートした際に起きた(正しくは起こした)問題と、その問題に対するapple社の対応についてあまりにも腹が立ったのでこのブログを書くことにしました。
その後にあちこちで同じような問題が起きているようなので、まずは参考までに載せておきます。
iOS 9.3 がアップデート時の文鎮化問題で公開を一時停止、対策版を数日内に提供へ。OS X 10.1.4にも不具合
iOS 9.3 をインストール後、iPhone、iPad、または iPod touch をアクティベーションできない

事の顛末はこんな感じです。
iOSアップデートの自動ダウンロードがオンになっていたようで(実は身に覚えがない)、23日深夜にそれが行われたようです。いつもであればネットで新OSの不具合情報などを確認してからインストールするのですが、この日に限って魔が差したと言うかなんというか、何の疑いもなく実行してしまったのです。
全てはこの軽率な行動が最悪の結果を招くことになり、ここから今回私が経験した悪夢が始まります。

24日9時頃、とりあえずインストールは正常に完了し、いつものように「こんにちは」の画面から始まりました。スライドしてロック解除コードを入力し次の画面に進むとそこに「iPhoneをアクティベートします」の文字が。

iPhoneをアクティベートします

さてここで早速問題が。Apple IDは間違いなく覚えていたのですが、パスワードに思い当たるものが多過ぎてどれが正解か分からない!
とりあえず正解と思われるものから順に入力。が、全然通らない…。定かではありませんが10回程失敗したところで当然の如くiPhoneにロックが掛かりまして。
さて次に打つ手はパスワードのリセットしかありません。
apple社のサポートページ https://getsupport.apple.com/ から「パスワードをリセット」を選択。

パスワードをリセット

すると「始めに Apple ID を入力してください。」と表示されここは難なく通過。
次に出て来るのが「アカウントのロック解除の方法を選択してください」の画面です。ここでは「メールを受け取る」(恐らくリセットページへの誘導のためのURLを知らせるメール)と「セキュリティ質問に答える」と表示されます。ID登録の際にどのアドレスを指定したのかも忘れていた私は仕方なく後者の「セキュリティ質問に答える」をクリック。

ロック解除方法

まずは誕生日を入力して次の画面へ。
そしてここでセキュリティ質問の壁が立ちはだかります!
質問は2問出され、その2問共に同時正解しないと先には進めません。

セキュリティ質問

パスワードすら思い出せかった私は当然質問の答えも思い出せていない訳で…。とりあえず思い当たるものを入力するもパス出来ず。
「1つ以上の答えが、登録されているセキュリティ情報と一致しません。」と表示され、どの答えが間違えているのかすら分かりません。仕方なく幾つか組み合わせを試してみるも全てNo Good。そしてここでも入力回数上限(確か4回失敗した時点でOUT)に達し、自力で解除する方法を失います。
次に私に出来ることは、Appleサポートセンターに電話 0120-277-535 をして、今回の苦行から抜け出す手立てをご指南いただくしかありません。

同日9時50数分、早速ダイヤルするも予想通り「ただいま大変混み合っておりますので、暫く経ってからお掛け直しください。」のアナウンスが。リダイアルを繰り返すこと十数回。繋がったと思ったら今度は「空き次第お繋ぎいたしますので、もう暫くお待ちください。只今の待ち時間は15分以上です。」との冷たいお言葉が。イヤな予感こそすれここは待つしかありません。結局10時頃保留状態(この間、洋楽が流れ続ける)に入り、オペレーターに繋がったのは11時過ぎ。1時間強待たされました。(後で知った私と同じような方多数の情報を見るに、1時間で繋がったのはまだラッキーだったのかもしれません。が、長かった…。)

電話の向こうでは愛層の良い青年が応じ、「コールセンターの人員増やせ!」くらいの文句の一言も言ってやろうかと思っていた私の気も削がれます。とりあえず氏名とApple IDを告げて対応スタート。
(ここから先、先方がしゃべったことを一言一句覚えているわけではないので、大体こんな感じ。)

「○○様、大変お待たせ致しまして申し訳ございませんでした。○○がご案内させて頂きます。どういったご用件でしょうか?」
”iPhoneがロックされ、パスワードのリセットもトライしたが失敗に終わってしまった。”と伝えたところで、
「iOSアップデートを行った後、アクティベート画面から進めなくなったのでしょうか?ご迷惑をおかけして申し訳ございません。本日承っておりますトラブルのほとんどが○○様と同じ事案です。」
と、聞きもしないのに自分から告げて来ました。
「大変ご不安かと思いますが○○様にご提案出来る方法がございます。私が責任を持って最後までお手伝いいたしますので、どうぞご安心ください。
なかなかの頼もしいお言葉を頂いた後に、連絡先電話番号を伝えました。”これで手続きに入れる”と思っていた私に、ここで彼から信じられない言葉が。
「○○様のApple IDは只今停止状態にありますので、8時間後に改めてご連絡ください。」

8時間後!

”8時間後ですか!その際には専用の電話番号にかければ良いのですか?”
「いいえ、現在たまわっておりますこちらの電話番号に再度おかけ直しください。尚、受付時間は21時までです。現在12時ですので、20時頃お電話ください。その時間になれば8時間経過しておりますので、こちらで手続きを進めることが可能です。」
”今回一時間待ったわけですが、保留中に21時を過ぎてしまった場合には、また翌日掛け直すことになるのですか?”
「いいえ、その必要はございません。21時までに保留状態に入り繋がるまでお待ち頂ければ、夜中の2時でも3時でも対応させて頂きます。ご安心ください!」

夜中の2時3時まで、待たされるのか!?

何を言っても始まらないので、これはもう待つしかありません。

同日20時、サポートセンターに再度電話するもなかなか繋がらず、やはり十数度の後、ようやく保留状態に。待つこと1時間半。オペレーターに繋がったのは21時30分を回った頃でした。

前回と同じく、長らく待たせたことへの謝罪を一通り聞き、氏名とApple ID、そして前の電話で聞いていた受付番号を告げました。
「○○様、それでは受付内容の確認をさせて頂きますので、そのまま暫くお待ちください。」
これまでの内容を把握し、2分ほどして戻ってきた彼女との対応スタート。
「○○様、大変ご不安かと思いますが私が責任を持って最後までお手伝いいたしますので、どうぞご安心ください。」
どうやら完全にマニュアル化された文言のようです。
「それでは手続きを進めさせて頂きます。○○様、まずはご本人様確認のためにセキュリティ質問にお答え頂いても宜しいでしょうか?

えっ!

”パスワードリセットの際にあらゆる組み合わせに失敗してきた私にまた同じ質問を?”
「弊社の決まりでお答え頂くことになっております。」
”通る気がしないので、他に方法はないんですか?”
「一つはクレジットカードでご本人確認する手段もございますが、もう一つは質問に正解して頂く必要があります。それではクレジットカードの確認を行いますか?」
(するに決まってるやろ)
種類・期限・番号の一部を伝え、コレは難なく通過。
「○○様、一つ確認が取れました。次はセキュリティ質問のお答え、頑張ってみてください。」

頑張ってみてください!!!

「3つの質問の内、どれか一つに正解すれば結構です。」
思い当たる答えを3つ告げるが(当然)通らない。2度失敗したところで”ひょっとしてこれは?”と思い
”もしかして4度失敗するとこちらの方でもロックされるんですか?”
「その通りでございます、○○様!リトライできるのは8時間後でございます!」
(元気いっぱいにそんなことを告げられても…)
”それでも通らない場合は、どんな手段があるんですか?”
「はい、○○様。その場合には購入された販売店で出荷証明(もしかすると販売証明かも)をお取り頂き、弊社に郵送して頂くことになります。ここで確認に3・4日掛かりますが、こちらでご本人様確認が取れましたら○○様のiPhoneを所定の場所にお送り頂きまして、更に3・4日後データを全て消去した上で改めてお送り致します。それから○○様にお買い上げ時の手順を踏んで頂ければ、今まで通りご利用頂けます。

どこが今まで通りじゃい!!!

これはもう何が何でも正解するしかない!
改めて必死に記憶を辿り3度目のトライをするも、あえなく撃沈。するととても残念そうな声で
「○○様、残念ながら不正解でございます。あと一回残っております。もう一度頑張ってください!」

もう一度頑張ってください!!!

もう俺は頑張れないかもしれない。と思いつつも最後の力を振り絞って4度目の回答をする。何度も何度も答えの確認(ひらがな・カタカナ・英数や大文字小文字等の確認)をされトライ!
「○○様、おめでとうございます!どれか一つに正解され、ご本人様確認が出来ました!!!」

俺氏、狂喜乱舞!!!!!

遂にやりました!いくつもの苦行を乗り越え、とうとう手続きの最終段階に漕ぎ着けたのです。
「それでは○○様、早速リセットページへの誘導のためのメールをお送りする手続きをさせて頂きますので、そのままで3・4分お待ちください。」
私は二つ返事で”はいっ!”と答え、”これでやっと使えるようになる”と心躍らせて待ちました。
告げられた3分を待たずして電話口に愛層の良い件の青年風の彼女が戻ってきました。時は21時58分。
「○○様、全ての手続きがこれで完了致しました。お疲れ様でした。」
(いやいや、いいんだよ。君も良く頑張ってくれた。)
今から24時間後に弊社からメールをお送り致しますので、そちらの手順に従ってパスワードのリセットと再設定を行ってください。」

ファッ!?  に、24時間後!!!

”本人確認が取れたのに24時時間後ですか?さらにもう一日使えないってことですか?”
「はい、○○様。ご不便をお掛け致しますが、弊社の決まりでそうなっております。また、メールをお送りするお時間は24時間から72時間の間でお選びいただけますが、どうなさいますか?」
”に、24時間後でお願いします(震えながら”
「それでは○○様、明日の21時58分頃メールをお送りしますので、メールにあるリンクから指示に従ってパスワードのリセットを行ってください。そうすれば元通りお使いいただけます。」
これまで幾つものサプライズ発言を目撃してきた私は、ここで念を押します。
”21時58分以降であれば間違いなくリセット可能なんですね?”
「はい○○様、その通りでございます。必ず21時58分にメールをお送りいたします。
ここでもうひと押し。
”では22時以降であれば確実ですね?”
「はい、確実です!」



そして25日22時、私は少しの不安を抱えながらメールの確認を行いました。

届いてない! 

まぁまぁ、同じような事案が多いと言うことだか多少はズレるだろう。今さら10分20分遅れたところで、使えるようになれば問題ないわけだし。
仕事をしながら(多少)気長に待つことにし、30分後の22時30分、再び確認。

まだ届かない・・・

(多少の怒りを押し殺しつつ)仕事に戻り、さらに待つこと30分、23時、再び確認。

ま、まだ届いていない・・・

(すでに堪忍袋の緒は切れかかっていたが)もう一度仕事をしながら30分潰し、23時30分、4度目の確認。

1時間半待っても届かない!!! 

ここに辿り着くまでにかなりの我慢をしてきたつもりだ。8時間の壁も受け入れ、24時間の長い一日にも身をゆだねて今を迎えている。

これはもう怒ってもいいよね?

翌朝パスワードリセットを行ってから朝一番でサポートセンターに電話して、文句を言ってやろう。そう心に誓いとりあえず会社を後にしました。

26日8時30分頃、サポートセンターのスタートする9時前にリセットしてしまおうとメーラーを立ち上げる。Appleからのメール、確かに届いていました。一応何時ごろ届いていたのか確認すると「23:52!!!」

な、何であと30分待てなかったんだ・・・

自分を責めつつ、うな垂れながらメールを開くと、そこには衝撃の一文が。
『リンクは、このメールの送信後、3時間で期限切れになりますのでご注意ください。』

ファッ!? 3時間で期限切れになります!!!
                                        

そうです。深夜3時には期限切れを迎えていたのです・・・。

聞いてないぞ!そんなこと!!!

これまでの説明、昨夜のやり取りをいくら思い起こしてみても、そんな説明は一切受けていません。もしも聞いていれば、いくら腹が立っていたとはいえ、メールが届くまで待っていたことでしょう。
もう完全にブチ切れました!
同日9時十数秒前、リダイアルを3度繰り返したところで、今回は待たされることなくオペレーターに直に繋がりました。私はこみ上げる怒りをねじ伏せながら冷静を装いつつ、氏名・ID、それからこれまでの顛末を記録しているであろう受付番号を告げました。案の定、オペレーターの定型文句が帰ってきます。
「○○様、それでは受付内容の確認をさせて頂きますので、そのまま暫くお待ちください。」
3分が過ぎた頃でしょうか
「お待たせいたしました。○○様のApple IDがまだ停止状態にあるようですが、パスワードのリセットの際に何かトラブルがございましたか?
ここでもう抑えきれなくなった私は、大人げなく(やや)声を荒げてしまいました。

”トラブルはありませんよ。確かにメールは届きましたが、3時間で期限が切れるなんて説明は受けてませんよ!それに22時には送っていただけると聞いていたメールも、届いたのは約2時間後の24時直前だったんですよ?どういうことですか!!!”

少しの無言のあと(恐らくメール送信時間を確認していたと思われます)
「○○様、申し訳ございません。確かにメールをお送りするのが2時間ほど遅れたようです。本来であれば前担当者がお伝えした通り、間違いなく24時間後には送られるはずなんですが・・・。今回は何かの手違いがあったようです。大変なご不便をお掛けし申し訳ございません。」

”あなたに文句を言っても仕方ないのはわかってますが、この対応はいかがなものなんでしょうかね?あまりにも酷過ぎやしませんか?一ユーザーでしかない私ごときが何を言ってもしょうがないかもしれませんけど、ちょっと考えた方が良いじゃないですかね?”

「いえ、○○様、そんなことはございません。今回の経緯は記録されておりますので、今後改善に努めます。誠に申し訳ございませんでした。」

一言物申したかった私の気も多少収まり、冷静を取り戻したところで、もう一度メールを送る手続きが始まりました。
「○○様、それではもう一度ご本人様確認させて頂きますので、セキュリティ質問にお答えください。

ハァ?

”私の名前、ID、受付番号、それに今のやり取りの内容から、本人以外考えられないでしょ?”
「申し訳ございません、○○様。ご手数をお掛け致しますが、弊社の決まりでそうなっておりますので、セキュリティ質問に2問正解して頂きます。

はぁ・・・・・

再燃しそうな怒りを抑えつつ
”あなた、昨夜のやり取り確認してるんですよね?2問正解できる可能性が極めて低かったので、昨夜は前担当者からの提案で別の方法で確認を取ったんですよ。一つはクレジットカード情報、もう一つはセキュリティ質問。どの質問の答えがヒットしたのか分からないけれど、それならば昨夜通った時の答えを覚えてますから、それでやってもらえないですかね?”
「それで結構でございます、○○様。」

(それはお前から言い出すことやろ!)

クレジット情報を告げ、セキュリティ質問にも正解し、9時15分頃、2度目の一連の手続きが完了しました。
「ありがとうございます、○○様。確かにご本人様確認が取れましたので、メールをお送りする手続きをさせて頂きます。少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか?」
(もう待つことには慣れましたよ)”どうぞ”
彼女が少々と言った通り、ほんの数分で戻ってきました。
そうです。勘の良い方ならもうお気づきでしょうが、彼女からその時、非常な一言が発せられたのです。

「前回同様、これから24時間後に弊社からメールをお送りしますので、そちらの手順に従ってパスワードのリセットと再設定を行ってください。」

えええぇぇぇぇぇっ!!!

”2度も本人確認をして、これまでの経緯も全部確認出来ていて、しかもそちらに手違いがあったのに、すぐではなくまた24時間待たされるんですか?もう二日も使えていないのに、さらにもう一日待てってことですか?何とかならないんですか?”

「申し訳ございません、○○様。ご不便をお掛け致しますが、弊社の決まりで最低24時間お待ちいただかなければなりません。 

な、何と言う酷い仕打ち・・・。一体どんな苦行だよ!時は25日9時20分、私は一応念押しした。
”今度は24時間後の明日9時20分ごろにはメール送ってくれるんですよね?”

「はい、○○様。今回は間違いなくお送りいたします。」

このやり取りに既視感を覚えつつも、さらにもうひと押し。
”本当に大丈夫なんですね?”

「はい、大丈夫でございます、○○様。」

そして私は、釈然としない気持ちを抱えたまま電話を切ったのでした。

27日9時10分頃、「少しでも遅れたら文句を言ってやろう」と思いつつメーラーを立ち上げると・・・

遂にやりました!
メールにAppleの字がっ(感涙


所定の手続きを終え、私のiPhoneが復活したのは9時20分頃でした。

24日10時前にロックが掛かり、使えるようになったのが27日の9時過ぎ。

およそ3日間のApple社との攻防でした。

パスワードを忘れ、セキュリティ質問の答えを忘れ、悪いのは全て私です。
それは十分反省していますが、それにしてもAppleの対応は酷いと思いませんか?
せめて8時間の件や、24時間後以降でないとメールを送れない件などは、(どこかしらで確認出来るのかもしれませんが)もう少し解り易くWeb上で広報してくれも良いと思いませんか?

どうぞ、皆様におかれましては、私と同じ苦行を経験されませんように、Apple ID、パスワード、そしてセキュリティ質問の答えを管理されますよう、切に願います。

(ダラダラとした長文)最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。