私の通っている病院は大学病院ではないので、

とても自由な雰囲気でいい意味でゆるくてとても気に入っています。

先生も看護婦さんもとても優しくて、話しやすいので

会うとホッとするし、この病院でよかったといつも思うんです。

個室も綺麗で明るく、アメニティやバスタオル、湯沸かしポットや

お茶セットまで常備しているし、ルームサービスもあったり、

マッサージサロンもあり病院とは思えないまるでビジネスホテルのような

感じでストレスが本当にないのです!!

入院も毎回ストレスなく楽しく過ごすことができて、

今回の入院もちょっとした旅行気分で楽しみにしていました。

 

でも、今回は違いました。

ちょっとしたことなのですが、ちょっとしたことの積み重ねが

ストレスになり、患者としての振る舞い方を考えさせられました。

(長文になります)


3、4ヶ月も長引く咳がどんどん辛くなり、

日常生活にも支障が出るようになったので入院前に呼吸器の先生に

CT検査をして診察をしてもらうと逆流性食道炎という診断が。

胃薬を服用したのですが咳はひどくなるばかり。

 

入院前に主治医から「入院中に検査しようね」と言って頂きました。

入院した初日に主治医の先生からこれは逆流性食道炎ではなく

肺の腫瘍のせいで咳が出ると考えられますと言われたんです。

私はそれでも検査するもんだと思っていたのですが、検査はなく、

毎日のように先生や看護婦さんに尋ねても「確認します」と言ったまま

何も返答がない状態が続いてました。

もうこの時点でなんでだろう。。と不安な気持ちになります。

 

そしたら、担当の女性の先生が一方的にとてもきつい口調で

「咳の検査ですが、初日に先生から病気のせいで咳が出てるって

聞いてませんでしたか?なので、検査はしません!」

と苛立つような言い方をされてびっくりしました。

 

私が「入院前に先生から検査しようと言われたのですが、

検査は必要ないということなんですか?主治医の先生に

会って話すことはできますか?」と聞いたら

「私はその話は知りませんし、先生は今日はいません!

先生に会っても検査はしないので結果は変わりません。

で、退院はいつにします?」と面倒臭そうに答えたんです。

 

でも咳のことは不安だしこのままほっておくのも怖いので、

もっと咳のことを知りたいと言うと

「じゃあ〇〇さんはどんな咳だと思っているんですか??」

って言われる始末で唖然としました。

「わからないから聞きたいんです」と話すと

「だから肺の病気が原因です。刺激になって咳が出るんです」と。

言うことだけ言って部屋を出ようとしたので、

ずっと入院中胃痛があって食事が取れなかったので、薬が欲しかったので、

呼び止めて胃痛があることを伝えると「じゃあ薬を処方します」とこれだけ。

なんかひどい対応で悲しくなってきちゃったんです。

 

で、女性の先生に「先生の言い方がとてもキツイです。

私が不安な気持ちがあり咳のことを聞くのはいけないことなのでしょうか。」

と言っていたらなんだか悲しくなって泣いてしまったんです。

その先生はあっやばいっと思ったのか平謝りしていましたが。。

 

処方してくれた薬も胃薬ではなく今まで飲んでいた咳止めとは違う

咳止めを出されて、薬の説明もないし、看護婦さんに聞いても

「私は先生じゃないからわかりません」とか言われるし。

 

どうして咳が出て、どのように対処するのか、今後どんな症状になるのか、

薬はどのように服用すればいいのかって聞いても納得する回答を得られないって

どうなのかしらと。

 

でもいつもの主治医の先生はとても優しくて親身になってくれるので、

会ってお話をすることで気持ちが落ち着きほっとしたいなと思い、

翌日に会いたいとお願いし、お話しすることができたのですが、

病状が進行しているようなニュアンスでお話され、治験はその後どうなの?

今度、ご主人も連れてきてくださいと言われて、

もしかして匙を投げられちゃうのかなと悪い方向に考えてしまった。

 

でもそれ以上に気になったのが、

先生のいつもの感じがなく、あれ?なんだか冷たい?ような気がして

何か私が悪いことでもしちゃったのかな?しつこいと思われたかな?

と冷たい態度の理由を探してしまいました。

先生も人間だしそりゃたまにそんなこともあるよね。

冷たい態度ではなく、真剣に話しているからそう見えるんだと

思うようにしよう!と思い込むもやっぱり悲しい気持ちと

同時に不安が襲ってきました。

 

大丈夫!といつも励ましてくれてた先生がいたからこそ、

あまり深刻にならず前向きな気持ちで治療を続けてこれたのに。

なんかこんな気持ちのままモヤモヤとして

どう接していけば良いのかわからなくなってしまった。

病院を変えるつもりはないので、居心地の良い環境を

自分で作っていかなければいけないなっと思っています。

 

今度先生の診察で自分の気持ちを伝えた方がいいのか。

話すならどこまで自分の気持ちをさらけ出していいのか。

どんな風に向き合っていくべきか。

自分の体はやっぱり自分で守るしかないと改めて思ったり。

患者として謙虚さも大事だと気付かされた。

と色々考え、色々な気持ちが交差する入院生活になりました。

 

こうしてブログを書くことで自分の気持ちも整理できて

自分と向き合うことができてよかったです。

今後のこともう少し考えてみます。

長文で失礼しました。