さて、簿記といえば「財務諸表」を作成することが目的だと分かりました。
そして、「財務諸表」と云えば、
企業が、利害関係者などに対して、
一定期間の経営成績や財務状態等を明らかにするために
複式簿記に基づいて作成される書類なんです。
これらは まとめて「決算書」と呼ばれることが多いんですが
日本の会計基準では「貸借対照表」と「損益計算書」、
それから、「キャッシュフロー計算書」や「株主資本等変動計算書」なんかが上げられますが、
ここでは、「貸借対照表」と「損益計算書」を中心に進めてみます。
それでは、先ずは、「貸借対照表」とは何ぞや?
読んで字のごとし貸借(右左)が対照(同じ金額)の表なんですが、
「貸借対照表」は、その、お会社の、資金の運用状況と
資金の調達基(源泉)を表している表になります。
なぜかと云いますと、会社や企業は品物を売ったり、サービスを提供したりしてお金を貰います。
反対に、品物を仕入れたり社員に給料を払ったりする資金も必要になります。
事務所や工場を新築したりするには、特別大きな金額が必要になると、
金融機関からの借入を検討する事になるかもしれませんよね。
そんなわけで、現在会社には、どのくらい現金や貯金あって、
品物を売ったけど、まだ代金を貰っていない金額(売掛金)や
未収金・土地や建物等の資産がどのくらいあります。ということと
資産とは逆の、銀行などから借りたお金で、まだ返していない金額(負債)や、
品物等の仕入れ代金で、まだ支払が済んでいない(買掛金)等の負債の金額。
それから、自分自身のお金である出資金(資本)を表示したものが是非とも必要になる!
と、云うことで、この表が『貸借対照表』と云うことになります。