其れを知った現実
二度見した事実


朝になると
どうでもよくなって

昼になると
確信に変わった


文字の羅列だけが
暗号のように映り


夜になると
気の毒になった



秋の気配がして
今夜も静かに眠れそう。



戻り梅雨が
しとしと降って…

こいつもなかなか
踏ん切りをつけられないのか


無駄な時では
ないけれど…

無くした欠片が
まだ見付からないままなのか


再生しようか
欠けたままでも

まだなんとか
音が出るから


ノイズもあるけど
外れていない


雨の音と
ともに…


探すために
曇り空をもまさぐり続け

無光の空に
欠けた傷を翳してきた

今はただ…
このままでいい気がする
壊れても
前へ進める

何もないけど
多分行ける




流される

想いをまとめる前に

流される

確信する前に





風に持っていかれた
心の欠片は

いつまで経っても
見つからない



母さん

あなたに今から
なにができるの


どうすればまた




思い付きで
一緒にドライブできるの

思い付きで
夜の散歩ができるの


また夏が来るのに…




どうすれば



答えは

風にまた





さらわれてく。