<移動編>マラウイからモザンビーク〜陸路入国の方法〜
まとめ
〈モザンビークビザ〉
国境で取得(無料だが手数料600メディカル)・宿泊証明書(一泊だけで大丈夫だった)・銀行の残高証明書(どこにも書いてない…)
〈移動〉
ケープマクレア→モンキーベイ/5000MK(650円)/バイク
モンキーベイ→ブランタイア/13000MK(1700円)/乗合バス
ブランタイア→ミランジェ/2000円/乗合バス
〈宿〉
ブランタイア:Baobab Backpackers/1600円/ドミ
ミランジェ:Residental Tunbine/4000円/お湯/Wi-Fi、蚊帳なし
ケープマクレアから脱出し、モザンビークへ向かう。
というのも、当初はマラウイからザンビアへ向かい、ビクトリアの滝を拝むはずであったが、モンキーベイでジョージア人に会ってしまったのだ。
「モザンビークはアメイジングだ」
目を輝かせながら言う彼を見て、僕もモザンビークへ行くということになったわけである。
まずはiPhoneでマラウイの時計を登録すると出てくる街でおなじみブランタイアへ移動。
乗合タクシーで行ったのだが、日が暮れたあとの空が本当にきれいだった。
↑久しぶりの西洋資本に感動
宿はバオバブバックパッカーズ。
謎にカジノやバーもある。
飯を頼むも、この旅で唯一おえっとなって残してしまった。
さて、ブランタイアからモザンビークに行くには二つの国境がある。
一つは左側のムワンザから抜ける方法。
これはモンキーベイで会った欧米人も通ったルートで、すこしでかめの「テテ」という街を目指す。
もう一つは右側のムランジェから抜ける方法。
僕は左側から抜けるつもりで、
「ボーダー!レフトサイド!!」
と言っていたのだが、乗せられたバスはマランジェへ向かうのだった…
↑トマトがきれい
マラウイの国境は難なく通貨。
うっかり一度モザンビークへ入ってしまい、慌てて出国スタンプをもらいにマラウイへ戻る。
アフリカならではのガバガバさ、勘弁してほしい。
さて、問題はモザンビーク国境。
事前情報で得ていた宿泊証明書などを提出。
が、
「銀行の残高証明書がない」
は?????
そんなのどこにも書いてないんだけど。
何度もそう説明するも、まったく受け付けてくれない。
クレカを見せたりしても無理。
残高証明書なんて日本に戻らないと取れないし、どうしようもない。
仕方なくヤケクソで、ゆうちょアプリから見れる残高証明をスクリーンショットし、近くの店にお願いして印刷してもらうとなんとか通過することができた。
しかし、またもや問題発生。
入国時に必要な650メディカルがない。
まだ入国してないのだから当然である。
僕「ドルでいい?」
係員「ムリ」
僕「両替してよ」
係員「ハァ…探してくるから待っとけ」
ため息をつきたいのはこっちのほうであるが、係員は50ドルを持ってどっかに行ってしまった。
5分ほどたち、3000メディカルほど持って現れた係員に安心し、オブリガードと言って入国しようとすると、今度は僕の50ドルを両替したらしい両替商が、
「このお金はプロブレムがある」
と言って一ミリくらいちぎれてる所を指さす。
この時点で既に国境について3時間ほど経っていたのでイライラ。
「てめえのメディカルの方が汚ねえだろ!!」
とブチギレてしまった。
↑もう2度と行きたくない
あたりは暗くなりかけている中、とりあえず「ミランジェ」という街をバイタクで目指す。
当然、SIMもないしブッキングドットコムなどで予約できるような宿があるはずもなく、ホテルへ殴り込む。
今回見つけた宿。
入り口にはアサルトライフルを持った護衛がいて、セキュリティは申し分ないし、スタッフも優しいが、窓が一つなため非常に部屋が暑く眠れなかった。
↑外で涼みながら長い夜を過ごす…
しかし、今日あった出来事や、ホテルが暑くて眠れないことなど序章の序章にすぎないことを、この後身をもって知るのである…
P.S.
お久しぶりです。忙しいというわけではないのですが、駄文を書くほど暇と言うわけでもなかったのと怠惰も相まって二ヶ月ほど更新してない状態になりました。何やってんだか。
アフリカ編が終わったら、また面白いのがかけるかもしれないので末長くお待ちを…