タンザニア④ ~タランギレ国立公園に潜入! サファリ①~

 

朝起きて朝食を食べ終わり電話をかけると例のタバコ臭い男がやってきた。

80万シリング(6万円弱)を払いいよいよ出発である。

僕は男と一緒にトゥクトゥクに乗せられ少し高そうなホテルに連れてこられた。

サファリ少人数で行くとクソ高いため、いくつかの団体が一緒の車に乗せられる。

一人の僕はそのホテルで西洋人御一行の中にぶち込まれた。

途中で中国人女性が一人加わり、最終的なメンバーは

 

俺・中国人・イタリア人3人・スイス人夫婦

 

という何とも謎な組み合わせ。

サファリでもなんでもアフリカの観光地は白人ばかりでアウェーになりがちなので、中国人がいただけでもありがたいか...

(このあとひと悶着あるのだが...)

 

ということで助手席に乗せられぐうすか寝ていると、だんだんサファリに近づき始める。

 

↑窓の外からシマウマが見える

 

 

そうしてタランギーレの入り口に到着!

ドライバーがチェックを済ませている間、客はコーヒーを買ったりしてひと休憩。

 

いよいよサファリに入場である。

 

 

タランギレはゾウさんがたくさん見れるそうだが、まずはシマウマさんのお出迎え。

我々も大興奮で写真を撮りまくる。

他の客はカメラを持っているのに僕はiPhoneで撮っているのが少し残念...

なお、望遠鏡はドライバーが貸してくれたが、数に限りがあるそうで持って行った方がよさそう。

 

他の小動物たちもたくさんいたが、詳しくないのですべては分からず。

ボーっとしていると見おぼえがある動物が現れた。

 

 

キリン!!!

動物園以外で見れるとは思わなかったので感動。

そして、大物は突如としてあらわれた。

 

 

ライオン!!!

いきなりビッグ5(ライオン・スイギュウ・サイ・ゾウ・ヒョウ)のお出ましである。

ダーウィンがきた以外でお目にかかれるとは思わなかった。

 

その後もインパラなどを見てぶらぶらした後、お昼休憩に入る。

 

↑お世話になった車

 

 

なかなかいい眺め。

ランチパークで、ドライバーが持ってきたランチセットをいただく。

これがけっこうしっかりしたやつで、チキンやライスなどなかなかおいしかった。

(写真は失念)

 

そうしてサファリを再開すると、いきなり主人公のお出ましである。

 

 

ゾウ!!

 

 

じゃれ合ってる?ゾウも見れてしまう。

 

そうしてゾウを巡ったりしていると、もう客はシマウマなんかに目もくれなくなる。

そしてゾウにも飽きてきた僕は車でウトウトしはじめた...

と、そのところにドライバーが変なものを持ってくる。

 

 

ゾウのうんちじゃん!!

野毛山だか上野だかの動物園でみたことがある気がする。

でっかいな~と思ったけど全然臭くはなかった。

けどうんちというだけで汚い。不思議。

 

時刻は四時をまわったくらいだろうか。

車は出口へと向かい始めた。

 

出口でドライバーがまたチェックを済ませ、客が泊まるロッジへ向かう。

 

 

連れてこられたのはこんなかんじのロッジ。

安いツアーだとテントに寝かされると聞いていたため、自分用の部屋があるのは意外だった。

 

 

ホットシャワーもでて、レセプション付近ではWi-Fiも使える。

サファリツアーは至れり尽くせり。

 

 

そして夕食。

スイス人夫婦を除いた今日の客全員で食卓を囲む。

この料理がめちゃくちゃ豪華で、とんでもない量が運ばれてくる。

ここで中国人女性に

 

「福島の処理水のやつってほんと??」

 

と聞かれるなどして日中関係をイタリア人に見せつけつつも、楽しいお食事会となった。

夜はタンザニア人が出てきて踊りを見せてくれるなど言っていたが、二時間くらいたっても何もなかったので、疲れていた僕は先に寝てしまった。(もしかしたらそのあとやっていたのかも)

 

感想

タランギレであるが、正直想像していたサファリとは異なった。もっと地平線が広がり、そこに動物たちが戯れているのを想像したのだが、タランギレはそうではないよう。これ、富士サファリパークと変わらなくね...?

しかし今考えてみると、野生のゾウとキリンが見れたのは普通に良い経験だった気がする。

貧乏旅行者はツアーを組む参考までに...