「俺についてこい。お前を幸せにする。」プロポーズのとき、夫は私にこう言った。
これまで孤独の中で生きてきた私にとってこんなに安心感を与えてくれた人はいなかった。この人と家族になりたい。心の底からそう思い結婚を決意した。

結婚してすぐに子供を授かったが、妊娠中期に入る頃に羊水過小に至り流産した。
それから約1年、待望の長男が産まれ、さらに3年後、第二子を授かった。

結婚してから夫のせいで様々な災難が重なり、苦労の連続ではあったが、それでも幸せな瞬間も多かった。
しかし、私たち家族にとっての1番の災難。第二子妊娠中、夫が無職になった。
金が全てではない、大好きな人と一緒にいればそれだけで幸せだ。結婚当初はそう思っていたが、そんなの夢幻想だった。金、金、カネ、、幸せなマタニティ生活のはずがお金のことばかり考える毎日。1日1日を乗り越えるのが精一杯だった。
だが、考えてみればこれも結局は自分の甘えのせいなのだと気付いた。夫の収入に頼り切っていた訳ではないが、今の世の中、子供をもつなら1人でも養っていけるくらいの経済力を身に付けていなければいけなかったと反省した。
学歴も職歴も中途半端な主婦ができる事など限られている。紆余曲折あり、やがて私は身体を売ってお金を稼ぐこととなった。

続く