本日から、数日にわたり、ブランドと商標について、書いてまいります。

商標の役割把握やブランド戦略などにお役立ていただければと思います。

さて、ブランドという言葉は、古代ノルド語のbrander（焼印をつけること）に由来すると言われています。

すなわち、最初はこれは自分の牛だ、所有権を示す焼印が、識別標識として機能していたといえます。

その内、経済活動が発達し、売買において目印として使用されるようになると、それが出所表示機能や品質保証機能をもつようになります。

そして、現在、マスメディアやインターネットを通じ、広告媒体が発達すると、宣伝広告機能としての役割を担うようになります。

これらの①識別標識、②出所表示、③品質保証、④宣伝広告、はいずれも、現在の商標のもつ機能とされています。

明日は、ブランドについて、より詳しくみていきます。

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ブランドと商標①