今年最後の更新になりますが、韓国のカカオフレンズショップに行ってきたことをご報告させていただきます。

カカオフレンズショップとは、無料通話やチャットを楽しめるアプリ、Kakao Talk （カカオトーク）というアプリのキャラクターグッズが販売されているショップです。

このようなコミュニケーションアプリは、日本ではLINEが圧倒的なシェアをとっていますが、韓国ではKakao Talk がメジャーです。

お店では、実に様々な商品が販売されています。

ペンケースなどの文房具

マグカップ

ゴルフボール

クッション

スマホケース

靴下

各キャラクターごとのコーナーもありました。

APEACH （アピーチ）

FRODO （フロド）

NEO （ネオ）

MUZI （ムジ）

さらに、ピアスやネックレスなどの、高級ジュエリーまで販売されていました。

さて、このように、コミュニケーションアプリが実店舗でグッズ販売することには、どのような目的があるのでしょうか。

まず、当然ですが、アプリユーザーにキャラクターグッズを買ってもらって、収益をあげることが挙げられます。

その品揃えが、ノートやシャーペンなどの文房具やパスケースが多かったのも、若いユーザー層を睨んでのことでしょう。

次に、認知度の向上です。

カカオフレンズショップは、大きなデパートの中に入っているのですが、その中でも大きな人形が店頭に飾ってあるので、とても目立ちます。

まだユーザーでない人が、若い人がコミュニケーションツールとして Kakao Talk を使用していることを知れば、ユーザーとなってくれるかもしれません。

さらに、一定額以上のグッズ購入者には、キャラクター風船が配られるのですが、購入者がそれをもってデパート内を歩いてくれることで、カカオフレンズショップの宣伝にもなるのです。

そして、最後に、このようなショップでファンになってくれたユーザーに、アプリ内でも課金してもらう、という目的があります。

アプリ内では、キャラクターのスタンプが有料で販売されていたり、「カカとく」というアプリと連携した通販などがあり、そこでもキャラクターグッズが販売されていますので、ユーザーはついつい買ってしまうのです。

このように、キャラクター戦略においても、オムニチャネル化という大きな流れが来ています。

キャラクターを使用されている、多くの企業・団体様のご参考になれば幸いです。

もちろん、キャラクター活用のためには、商標登録もお忘れなく！！
まだの方は、ぜひ弊所にお任せくださいね。

オマケ
バンダイのガンダムショップもカカオフレンズショップのすぐ隣にあって、賑わっていました。

今年の更新は、本記事で終了です。

ご購読いただき、ありがとうございました。

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