私たち弁理士の仕事は、一般的に、特許や商標などの知的財産権の権利化業務が主なものとなります。
そして、私の経験からすると、新規のお客様は、「どこの事務所もやっている業務は同じなのだから、より安い事務所にしよう」というお考えの方が多いように思います。
しかし、実のところ、業務内容(大まかな仕事内容)は同じでも、どの事務所に依頼するかによって、その権利内容には、かなり大きな差が出ます。
事務所選びの検討ポイントは、過去記事 をご覧ください。
それでは、実際は、このような考慮すべきポイントが多々あり、事務所によって結果に差が出るにも関わらず、なぜ、特許事務所は値段のみで決められがちなのでしょうか。
その理由として、
①新規のお客さまは、普段は知財に関わらない方がほとんどであり、値段以外で、どこを考慮すべきか、ご存知ないこと、
②実際に、複数の事務所のサービスを比較検討するのは困難であること、
③弁理士の仕事が、目に見えにくいサービス業であること、
などが、考えられます。
①は、前記 過去記事 をご参考いただくとして、
②は、代理人をコロコロ変えるのは、現実的でないことから、実際に比較するのは難しいと認めざるを得ません。
そこで、現在、弊所が取り組もうと考えているのは、③です。
すなわち、目に見えにくい、弁理士のサービスを、如何に「可視化」するか、という部分。
弊所は、お客様に、値段以外で、「弊所にお願いしたい!」と、分かりやすく思っていただける工夫をする予定です。
完成したら、事務所ホームページやブログ等で、ご報告しますが、まだ、内容は秘密です(メルマガでは来週、一部内容を暴露予定…笑)。
これからも、お客さまのためにできることを、コツコツとやっていこうと思います。
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