rei harakami / Come here go thereまるで宇宙を漂っているかのよう。音と光の粒子になって、どこかに吸い込まれて溶けてしまいそう。最近この曲を移動中にいつも聴いているのですが、聴きながら目をつぶってしまうとそこは宇宙になってしまいます。強力な重力は、一般相対性理論によってその周りの時空がゆがんでしまう。音と光の粒子が、ゆっくりとゆっくりとブラックホールに吸い込まれていって時空のゆがみのせいで、やがては止まってしまっているように見える。私にとってCome here go thereは、そんな映像のBGMです。