お客さんにも

「なんで PNG(パプアニューギニア)なんですか?」ってよく訊かれるんですよ。

でも正直なところ自分でもよくわからなくて・・・



 
 
東京都の西のはずれ青梅市で日本で唯一のパプアニューギニアカフェを営んでいるアポさん

2002年から毎年パプアニューギニアへ通っているという。




「物心ついたころから裸族とか憧れてたんですよね」

若い頃から放浪癖があったそうで アジア、メキシコ、アラスカなども行ってたそう。

ニューギニア国営航空の日本直行便乗り入れをきっかけにパプアニューギニアへ行った。

そしてそのまま村の一員として毎年9月ゴロカショーへ参加。

それが10年以上続いているのだという。



 
マッドマンとアポさん


 
現地の新聞にも!?




Apo(アポ)という名前は村のリーダーがつけてくれたそうだ。

Faniufa(ファニウファ)村のアポでApo Faniufa

「レオナルド・ダ・ヴィンチみたいなものですよ!(笑・本人談)」

いまは日本名で呼ばれるとこっ恥ずかしいらしい。



 
リーダーのパパビルとアポさん 


ファニウファの村の衆とアポさん



 



「もともと人生で飲食店をやるなど全く考えていませんでした。」


2011年の春、知り合いがたたむと言った店を引き継ぎパラダイスカフェvolavolaとして始め、

2013年秋Cafe Niugini(カフェ・ニューギニ)としてリニューアルオープンした。



「ボクが店やるとしたら売りはパプアニューギニアだけなので・・・」




 

 
  
 
ところが日本にはパプアニューギニア料理を出す店は1件も無く

いつの間にかネットで騒がれはじめ

 
スパイス紀行 

メディアの取材も来るようになり

  

パプアニューギニアの新聞にも一面で大きく取り上げられ

 
 
 
在日パプアニューギニア大使館の公認店として

  
  
   
  
 
  
 
  
 
絶対数お客さんは少ないながらも北は北海道から南はパプアニューギニアまで

様々な場所から様々なジャンルの人が訪れる店となった。








 「別にカフェをフランチャイズにでもして大儲けしようとか貿易で一攫千金とか

 パプアニューギニアの何かのエキスパートとか第一人者だとかになろうとか

 そういう欲はボクは全然無いんです。


 特にこの国はリスペクト無く私利私欲だけで関わると きっとシッペ返し食らうと思うし。


 ボクの強みはPNGのカルチャーや人々を誰よりもリスペクトし愛してること。

 パプアニューギニアとの関わりを持ってからピュアな人間の心の強さを知り、

 そしてパプアニューギニアの人たちに素直な気持ちでいる心地よさも学んだ。


 だから店ではパプアニューギニアを知ってる人も知らない人も

 パプアニューギニアから来た人もPNGスタイルでおもてなし。

 食事もコーヒーもアレンジしないで現地そのまんま。


 ボクが客寄せパンダになっても構わないからパプアニューギニアの良さを

 多くの人に知ってもらえればいい、ただそれだけです。


 もう日本では感じなくなってしまったあの人の温かさや

 機械に囲まれた生活の中で失ってしまったヒューマニズム

 それがあるのがパプアニューギニア。

 
 ボクは今はこの国で暮らしていてももはやジャパニーズスタイルじゃないし

 そういう目線でまわりを見ると、この国の人って何でこんなセコセコ生きてるんだろう?

 とか、

 何で莫大なストレス溜めて都会で人の目を気にして窮屈な暮らししてるんだろう?

 となります。


 だから会った人が 『あの人お金は無くても人生楽しそう』 と思ってくれたら
 
 PNGライフ広報担当としては大成功です(笑)。


 あとは年齢関係なく一生アホなことをやり続けられれば・・・」




これがアポさんのしたたかな企業戦略なのかもしれない。




そんなオンリー1の店、アポさんのカフェ・ニューギニは

気まぐれにしか開店してないように思えるが

実は意外と真面目に毎日営業しています。







     http://www.t-net.ne.jp/paradise/

新宿から青梅特快でたったの1時間で青梅駅下車
青梅駅より迷わず徒歩12分、迷うと大変



     

  【取材 アロハニ優葉 ・ 脱肛書房 月間PNGスタイル 3月号】

 
 

 



  
どうもすみません m(>o<)m

こんなこと書いてないでチャッチャと他にやることやります!