
今回は大好きな世界のお話なので長いです。(^^ゞ お暇な方だけ読んで下さいませ。m(__)m
以前お話したankerの『Soundcore 3』のリコールで商品交換してもらうのに、商品を送り返してから新しいものが届くまで1ヶ月くらい掛かるそうで、その間に使う「繋ぎの機種」として2機種候補を挙げましたが、その2機種ではなく、SONYの『ULT FIELD 1 』に決まりました。(^^)/

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この写真の2機種は、個人的には超おすすめで、私も大好きな機種なのですが、私は「高音質優先」なので、『Soundcore 3』が帰って来てからも使うか?といったら、あまり使わなくなる可能性があるので、せっかくお金を出すのだったら、「繋ぎ」として一時的にだけ使うのではなく、「一番欲しいものを買って、長く使う方が良くない?」って思い始めたんです。

ということで、再度商品選びをして、「一番欲しいもの」という切り口で探したら、この『SONY ULT FIELD 1 』にたどり着きました。(^^)/
ネットのレビューとYoutubeの試聴を繰り返して、私の「勘」と「感性」をフル稼働させて(大げさな)、この商品にたどり着きました。ヽ(^o^)丿
『Soundcore 3』がそうであるように、本当は、左右のスピーカーがそれぞれ付いている「ステレオ再生」のものが好きなのですが、どのメーカーもモノラルが標準になって来ているので、「ステレオ再生」は涙を呑んで諦めて(T_T)、モノラル再生の中で探すことにしました。というか、それしか選択がないんですけどね!(^^ゞ

箱には説明書とUSBケーブルのみの付属でした。
私がSONYを優先させるのは、2つの経験がありまして・・・、ひとつだけご紹介させて頂くと、昔HTCのケータイを買ったら「Beats」のイヤホンがついて来たんです。ネットで調べたら15,000円くらいの商品だそうです。
私のおじさんがその当時SONYのウォークマンを持っていまして、確か18,000円くらいだったと思います。それにはイヤホンも付属(おまけ)で付いていたのです。
私はおじさんのウォークマンを借りて、私の「Beatsのイヤホン」を刺して聴かせて頂きました。まあまあ満足の音でした。
念のために、おじさんの付属のイヤホンに差し替えて聴かせてもらったら、目からウロコが3枚くらい落ちるような素晴らしい音でした。ひとつひとつの音がキッチリ聞こえて、高域から低域まで無理なくす~っと音が出ています。もうねレベルが違いすぎ! 18,000円の商品にオマケで付いているイヤホンの方が、15,000円のイヤホンより全然音がいいんです。私はSONYの技術力の違いを肌で感じました。
というか、「SONYが目指している音のレベルの高さ」を肌で感じたんですね!(^^;

私がしばらくSONYを離れたのは、「高音質」よりも「目新しさ」を優先した機種をSONYが発売し始めたからなんです。(>_<)
SRS-XE300という商品で、音が出る部分がスリットのように細くなっていて、どこから聴いても、スピーカーの前で聴いているように感じるという設計です。
お店で聴いてみましたが、正直、「SONYが目指す高音質はどこに行ってしまったの?」という機種でした。正直、音質はイマイチ!(>_<)「目新しさ」だけを優先させた機種でしたね!ということで、しばらく「SONY離れ」をしていたんです。(^^;

真っ白いボディは、木目によく合います!(^^)
今回、『ULT FIELD 1』という新製品が出たこともあり、「元のSONYに里帰りしてみた!」とうわけです。(*^^)v
やっと本題です!(・_;☆\(-_-)話が長い!
「やっぱりULT FIELD 1しかないな?」と思った理由が2つ
ひとつは、デザイン的に、めっちゃスタイリッシュ!「これしかないかな?」と思い始めました。(ホワイトがあるという部分も含めて!)
もうひとつは、低音の質感が他のメーカーよりもタイトで変な膨らみがなかったのです。膨らみ過ぎる音は、低音が出ているように聞こえるのですが、実は「出ているような雰囲気を出しているだけ」で、本当の低音ではありません。なので長く聴いていると疲れるんですね!(>_<)
この『ULT FIELD 1』は、本当の低音を出してくれると感じたので、それが一番の理由です。ウッドベースの音も、変に膨らまずに、歯切れのいいエッジの利いた低音をズンと出してくれます。ここが最高!ヽ(^o^)丿 今までのBluetoothスピーカーとはちょっと違う高音質です。

購入して約1週間くらい経ちました。その間『ホワイトノイズ』でエージングもして、音がだいぶ落ち着きました。(^^)
購入直後の音はイマイチですので、購入したら、音楽を長時間流すか、私のように『ホワイトノイズ』でエージングをして下さいね!(^^)/ スピーカーがほぐれて、滑らかで高音や低音も豊かになります。
「ULTボタン」について

このシリーズの一番の特徴が『ULT』という機能です。(Ultimate(アルティメット)究極の、最高のという意味です。)
このボタンを押すと低音が増幅され、またパワフルな音になります。
これが凄いんですよ!
今までのような「Bass Boost(バスブースト)」の機能は、低域をイコライザーで増幅しただけで、ボワついた音でしたが、この『ULT』は、低域の質感も一緒にUPされて、本当にウッドベースの音などがはっきりリアルに聞こえて来ます。またバスドラムのキックの音もめっちゃリアルで、床が一緒に振動するレベルの音になります。この低域の楽器の音の質感まで表現してくれるのが凄いです。
もうひとつは、音量もパワフルになって、1ランクレベルの高いアンプで再生したようなパンチのある音になります。(Youtubeのレビューで、皆さん声を揃えて、「音圧が上がる」と言っていたのは、このことなのですね!(^^ゞ)
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画像をお借りしました。
お伝えしたいことがもうひとつありまして・・・
低域を増幅すると、普通のスピーカーは、中高域が低音の音の大きさに埋もれてしまって、籠ったような音になります。しかし、この『ULT FIELD 1』は、『ULTボタン』を押して低域を増幅しても、中高域が全く影響を受けません。いつものように爽やかな抜けの言い「中高域」が聞こえて来ます。これがめっちゃ気持ちいいです。
その理由として、高域用のツイーターが付いているので、低域を増幅してもツイーターに影響しないためだと思います。
・・・にしても、この抜けの良さは、今までのポータブルスピーカーにはない「抜けの良さ」です。(*^^)v
「Sound Diffusion Processor」について
もうひとつ音的な特徴がありまして・・・
パソコンがあるリビングの机の上で鳴らしていたら、「PCスピーカーの音だっけ?」って、ふと机の上を見たら、この『ULT FIELD 1』が鳴っているのですよ!「モノラルなのに何でこんなに音に広がりがあるんだろう?」って調べてみたら、音に広がりを持たせる「Sound Diffusion Processor」という機能を搭載しているそうです。モノラルなのに、どうやって、そんなことが出来るんでしょうね?これはさすがSONYと言っていいのではないでしょうか?
その他の説明

背面はこんな感じです。

真ん中の四角いフタを開けて充電します。USB3です。

上部に付いているストラップは、引っ張ると、こんな感じでも使えるようになります。
ankerの『Soundcore 3』と比べてみました。
だいぶ大きさが違いますね!(^^ゞ
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高い防水・防じん・防錆(ぼうせい)性能
水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しない(IPX7相当)
衝撃に強いショックプルーフ
厚さ5cmの合板上での高さ1.22mからの落下テストをクリアしています。
(私が以前使っていたSONYは、コンクリートに落としたときに壊れてしまいましたので、この『ショックプルーフ』はとってもありがたい機能だと思います。)
ロングバッテリー
約12時間再生可能なバッテリーを搭載となっていますが、私が12時間「ピンクノイズ」を再生して、翌日バッテリーを確認したら、まだ40%残っていたので、普通に使えば12時間以上持つと思います。
まとめ
音の感じは、Bluetoothスピーカーというより、オーディオの『2ウェイスピーカー』が鳴っているような音です。今までのBluetoothスピーカーのような、こじんまりした音ではなく、大らかで開放的な音です。なので、より「オーディオ寄りの音」になっていると思います。(^^)
忖度なしで書きますと、私はSONYの音は好きな方ですが、好みが分かれるかも知れません。SONYの音は、どちらかというと、真面目でクールな音です。クールといっても「冷たい」という意味ではなく、表現を変えると「クセのないサッパリした音」です。なので、私は好きな音ですが、他社の「低音モコモコ」に慣れている人にはしっくり来ないかも知れません。
ちなみに、私の感覚では、JBLは「明るくて元気のある音」で、BOSEは「弾力のある密度の高い音」です。
お値段が12,000円前後、個人的には、かなりコスパが高い機種だと思います。(他社品と比べても)
使い方としては、この『ULT FIELD 1』を車内を含めたアウトドア用にして、『Soundcore 3』を室内用にしようと思っています。
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最後に全体の評価を書きますと・・・
以前のSONYの『SRS-XB31』を買ってから約6年が経ちましたが、6年間の進化が大きすぎます。ここまで進化するとは! 正直、想像以上の進化でした。お見事!(*^^)v
総合点としては、想像以上だったということもあり、100点満点の110点です。本当は、1ヶ月くらい鳴らして、エイジングがもっと進んで、120点の音になってからレビューを書きたかったのですが、時期的に「クリスマスプレゼント」や、「お年玉での購入」を考えている方もいらしゃると思いまして、急いでレビューを書かせて頂きました。m(__)m
また、面白い商品を見つけたら、ご紹介させて頂きますね!σ(^^)
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。m(__)m
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追記:12月23日
用事があったので、家電量販店に行ったついでに、他社(BOSE・JBL・anker等)の15,000円以上の高音質系のBluetoothスピーカーを聴いてみました。『ULT FIELD 1』と同じようにツイーター(高音用スピーカー)が付いているものもありましたが、『ULT FIELD 1』ほど抜けが良く高域がキチっと出て、籠らないスピーカーは他にありませんでした。
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色はオフホワイト・フォレストグレー・オレンジ・ブラックの全4色です。




