一生懸命やった
けどボロクソに言われた

なんでもないふりして
笑顔でやり過ごした


模型はすぐに捨てた
製図室の横の可燃ゴミの箱


先生に駄目駄目駄目駄目って言われる度に泣きそうになった
我慢して我慢して我慢してた
強がってた弱いとこ見られたくなくて


帰りの電車で泣いてしまった


恋もしたことないけど失恋したみたいだった
あぁ失恋ってこんな感じかぁと思った



頑張って作った痕跡の残る私の部屋に戻りたくなかった
帰ってお風呂入って掃除した
雑巾で完全にはきれいにならなかった



苦しい苦しい苦しい苦しい
つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらい
悲しい悲しい悲しい悲しい



今も思い出すだけで
涙がでる




もうどうしたらいいかわからない







きっと
昔の私が今の私を知ったら
頑張れーって言うと思う
きっと
未来の私が今の私を知ったら
もうちょっと素直になってみたらって言うと思う



今の私は
どうしたらいい




つらさに耐えらんなくなってきた





建築に対する愛情が薄い.....
もう、うっすらしかない
うっすらもないかも
課題も手につかない
ただ単に出来ないことから逃げてるだけなのかもしれないけど


夏休みにワークショップに参加して
こんな建築家になりたくないっていうのをいっぱい見てしまった
そんな建築家にならなければいいだけの話なんだけど
建築家という職業に期待がもてなくなった
簡単にいえば失望した
どれがどう嫌って言葉ではいえないんだけど
もう、脳が体が気持ちが拒絶する


でも、建築の勉強は好きなんだ
でも、勉強ばっかりしてもやっぱり建築家になる!って情熱がある人とは出来る作品がまるっきり違うし
私自身前期の授業は建築に対する熱意で乗り切ったようなもんだから
それがなくなると、つらい
なにを見て前に進んだらいいかわからない




ほんとにどうしよう
こんなことになるとは思わなかった
建築を教えてくれる先生にも
熱心に建築を吸収しようとしてる友達にも
こうして大学に通わせてくれて私に期待してくれてる親にも
誰にも相談できないよ


どうしよう






こんなふうに
静かで寂しい夜は

誰と寝たいのか


未だ見ぬ恋人か
祖母か
両親か
兄弟か
友達か


とにかくこの黒い眠りは
どこに追いやればいいの


また一人で大事に大事にあたためて寝るよ