戦うわけではありません。
文字通り、♂か♀か、はっきりさせるお話です。
エリザベは頭が良いアピストです。
ちょっとすごいと思いますね。
まず、隠れるのが驚異的にうまい。
トニナの水槽に入れたら最後、すくうにはレイアウト変更を伴います。
抜かずにすくうのは、まず不可能です。
私の腕のせいもあるのは承知しておりますが。
「消える」のです。
本当に、いなくなります。
ほとんどトニナがない状態になっても、見えません。
ソイルに潜みます。
あれはもうお見事です。
そしてまた、オスとメスの見分けが大変に困難な種類です。
「エリザベは産むまでわからない」なんて言われます。
すごいと思うのは、メスのふりをするオスがいるということです。
何のため?
趣味ですか?
いやいやお魚ですから違います。
それは、「身を守る」ためなのですね。
アピストは縄張りを主張します。
他のアピに出会ったら、初対面ではフィンスプ。
オレが一番よ!と認めさせるまで威嚇します。
でも、序列が決まってしまったら、もうフィンスプはしてくれないのです。
悠然と真ん中あたりを支配して、自分のエリアに入り込んで来たヤツは、
バシッと行く。
それが一番強いオスの行動です。
強いオスは大きい・美しいを兼ね備えています。
強いから美しいのか、美しいから強いのか?
多分両方。
エリザベに限らず、威張らせるときれいになるというのが興味深いです。
こういうところがアピストの魅力の一つですね。
2番手以降に甘んじた♂は、遠慮しながら水槽で暮らすわけですが、
小さい個体は、「バシッ」を避けるためにメスを装ったりするのだそうです。
色出さず、地味に。
ヒレ伸ばさず、縮こまって。
勿論尾びれは丸いまま。
オスだとばれたら、ガンガンやられたりしますのでね。
ただ、そのうち「我慢できずに(笑)」、腹びれが伸びてきてしまうそうなのですが。
さて。
我が家の疑惑の個体です。
尾びれはメスっぽい。
しかし体系がオスっぽい。
色は派手で、これまたオスっぽい・・・。
さあどっちだ?
背びれはまだ尖っていません。
でも、かなりグレーだとのご意見を頂戴しております。
オスの要素を抑えているのだとしたら、
それを解放してやれば、わかるのですね。
単独にして1週間したら、はっきりするそうです。
ああ~伸び伸び!、ヒレも伸ばすし、ライヤーも出すぞ~🎵
ってなるのね・・・ふむ。
やれないことはないのですが、あえてやらないでもいいかな。
やってみると面白そうですが。
変化を見たい気もしますね。
でもこのまま様子を見ます。
ビンデンなどはとにかく可愛くて、できうるならばキュッとハグしたい感覚なのですが、
エリザベって、ただ可愛いって感じじゃないんですよね。
大げさな表現だけど、神秘性がある。
不思議なベールの向こうにいる子。
難しくてきれいで、やっぱりちょっと特別なんだなぁ。
おまけ:本日の、これも♂ですよね?
意地悪お師匠様に、メスばっかりのウィルヘルミー捨てなさい( ̄ー ̄)と言われましたが。
これは♂でしょう?
もひとつおまけ:またビンデンか~。
おチビがしっかりしてきました。もう大丈夫だと思います。
ひげゴケがふさふさと見事なのは、このお方が働かないからです(笑)。
まだ子供なんですね、きっと。
でもねー、よく働くくらいになると、大きすぎるのが難点です。
「大きなお世話!」by フライングフォックス
そうですよね。
アピスト水槽でコケ食べるために生まれてきたんじゃないもんね。
いいのよ、それで。
みんないい子、ぽちぽち🎵
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