家庭訪問
バラナシでの日々が、
後少しだと思うと、
なんだかとっても寂しくなった。
私、旅の最中に、絶対に
沈没しないと思っていたけど、
今回に限っては、
完全に沈没です。
ここでの生活を重ねるうちに、
沢山のインド人と仲良くなり、
友達を増やしていった。
一つの場所に、長期に渡って
住んでみるのも、
なかなか面白いもんだなぁ。
インドの朝日は、
同じ太陽とは思えないほど赤く、
毎日私達を照らしてくれる。
この、不思議なインド人の生活ぶりに、
興味を持つきっかけをくれたのは、
モロッコからのお友達だったはるちゃん。
はるちゃんに連れられ、
インド人の家を何件もお邪魔しに行った。
初めの家は、
インド人の一般的な家に訪問。
ここは、4畳ぐらいの部屋で、
ガランとしていて何もない。
この部屋で、
家族何人もザコネをすると言う。
もちろんキッチンも、
トイレもお風呂もない。
私達が、最低限必要としている物が、
一切ない。
要するに、生活環がまるでない。
次に訪問した家は、
大体、中級階級ぐらいの人の家。
この家には、
きちんと部屋と呼べるものがある。
そこに、ベットや家具が置いている。
けれど、決して綺麗な家とは言えない。
日本の、一般的な家庭に近いのが、
やっぱり上級階級になる。
この人達の家は、言わば、
金持ちの家だ。
お手伝いさんを雇って、
家の中も整頓されて、
要約、生活観のある家というのを感じる。
もっと上の大金持ちの家に
訪問させてもらった。
家は、完全に、ビルと言ってもいい。
このビル全てが家になっているらしい。
案内された部屋に入ると、
大きな液晶テレビに、
立派な応接セット。
日本でも、
一般的な家庭にはないような家具ばかり。
お手伝いさんが、
何人も居て、
一生懸命掃除をしている。
ピンからキリまでの生活ぶりを拝見させてもらった。
他の国にもあったのかもしれない、
生活レベルの差。
これを、実際、自分の目で見た時、
日本に帰ってからも、
しっかり頑張ろうという意欲が沸いてきた。
ここで、再会した沢山の友達と、
新しく仲良くなった友達。
皆とお別れするのは寂しいけれど、
ようやく、重い腰を上げて、
移動をしようっと。
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