実は私は音楽が好きです。
歌う事が大好きでした。
本気で歌手になりたいとまで思っておりました。
恥ずかしいので誰にも言っておりません。
小学校から中学校まで音楽部に入っていて、ぐーだらで飽きっぽい私が唯一熱中できた事です。
母に歌のレッスンに通わせてくれと懇願しましたが、相手にもされなくて悔しかった日。
どうせ続かないだろうという思いと、基本私の子育てには放任だった母は受け合ってもくれませんでした。
今では自分が寂しいのか色々口出ししてくる彼女ですが。
それから女の子も多少なりとも変声期というものが存在するのですよね。
ソプラノの声が出なくなり、転校して転校した学校は音楽があまり盛んではありませんでした。
そんな事が重なり絶望した私は歌う事を止めてしまいました。
ますます声が出なくなりカラオケでさえも上手になんて歌えません。
FOXで見た青春ミュージカルドラマ、Glee。
そこで歌われていた「Don't Stop Believin'」
私はこの曲が、というかこれを歌っていたジャーニーというバンドが大の苦手でした。
ファンの方がいらっしゃったらごめんなさい。
渋谷陽一(音楽評論家)風に言わせるなら「産業ロック」と呼ばれていた商業路線を突っ走るこのバンドが苦手だったのです。
仰々しい音と仰々しいヴォーカル。
でもストーリーにのめり込んでいたからか、この曲が素直に私に入ってきました。
まぁ、ミュージカルという事もあってこの大仰さがマッチしてるのかもしれません。
それに男の子のサラッとした歌声で入るのもいいのかも。
長女も歌う事が大好きです。
飽きっぽい彼女もヴォーカルレッスンだけは毎週楽しそうに行ってました。
やむなく辞める事になって彼女も又段々と声が出なくなっていきました。
今ハイスクールで又歌う事を始めた彼女。
去年休んでアカペラのオーディションを受けられなかったのですが、Bulletin boardsで来週又オーディションが
あるのを見つけさっそくエントリーしてきたそうです。
娘よ、別に歌手になれとは言わないから、でも決して辞めないでおくれ。
続けて欲しい。
何かに熱中するって良い事だもの。
文化部だからってバカにされようがいいじゃないのっ!(こういうとこアメリカの高校はどうも理解できん!何が
「Geek」だ?何が「Jock」だっ!)
あなたの綺麗な声、母は大好きです。
私は私の母と違ってあなたを信じるよ。
あなたも自分を信じて。
「Don't stop believing」だねぇ。
って、これ、娘も読んでいるんだよなぁ。
あー、こっ恥ずかしいな。