動物看護師のRieです♡
また、「ボディーランゲージ」という言葉が
ヒトと動物とのコミュニケーション

今日はペットに絞らず、動物全般という意味で
“動物”という言葉を使っていきます

人と人とのコミュニケーションでは、
“言葉”を使われることが多く、
意思疎通においてとても有効な手段ですよね

一方で、動物同士のコミュニケーションは
ヒト同士の使うような“言葉”は使われずに、
自分たちの身体のつくりや環境などに合わせて
音やジェスチャーを
使い分けながら行われています

言葉を使えるのはヒトだけですが、
動物同士でうまくメッセージを
交わしているところをみると、
言葉を使用していないからといって
「動物はコミュニケーション能力が低いのだ」
とは言えないことが分かります

このことから、飼い主さんが
意識をした方が良いことが見えてきます

ヒトと動物とのコミュニケーションにおいて、
ヒトの“言葉”を教えようとするのは野暮というもので(笑)
ヒトの言葉を教えようとするのではなく
あくまで、「コマンド」として
“意図を伝えるために”
言葉を使っているのだ
と認識したほうが、
スムーズにコミュニケーションが
とれるようになると思います

たまに、
「待てって言ってるでしょ!待て!待て!」
と、すごいスピードで
指示を与えている方がいらっしゃいます

これでは「マテ」というコマンドを知っている動物でも、
その他の雑音が多すぎて、さすがに聞き取れません

もっと、
聞き取りやすいように(音)
ゆっくり、はっきり「まーて!」
と言ってあげるか、
見て分かるように(ジェスチャー)
手でサインを出したり、
アイコンタクトで「今は待っててね」
と訴えかけるなど、
ヒトと動物、どちらも使用することができる
音やジェスチャーでの
コミュニケーションを意識してあげると、
動物に対してとても親切だと思います

動物は、ヒトの声色
(声の高さの違いや、個人の声のト ーンなど)を
繊細に聞き取れる能力を持っています

また、「ボディーランゲージ」という言葉が
動物にも当てはまることが知られているように、
身体の動きや表情によって
身体の動きや表情によって
相手の気持ちを汲み取る能力も
持ち合わせています

動物に対して
敬意と感謝の気持ち
を持ちながら接すれば、
もっともっと良い関係を
築くことができると思います♡