こんにちは!
動物看護師のRieです♡
今日はちょっとした雑学?です♡(笑)
以前、歯石になるまで犬は3~5日
猫は約1週間ということをチラッと書きました!
これには、お口の中の
酸性ーアルカリ性
が関わっていると考えられています💡
pH(ペーハー)っていう数値で表されます!
理科の授業で習いましたよね~😀
酸性 中性 アルカリ性
pH 0.0ーーーー7.0ーーーー14.0
なんとなく記憶にありますか🤔?
犬はpH8.0~9.0
アルカリ性よりなので、歯石ができやすいんです。
猫はpH7.5~8.5なので、
約1週間かけて歯石ができます。
犬よりも少し中性よりなので
少しだけ歯石のできるスピードが遅いですね!
これで実際、
ヒトの4~5倍のスピードで
歯石ができているそうです!!
ちなみに
ヒトはpH6.8~7.0
弱酸性~中性だそうです。
私たちはよく、歯医者さんで
「虫歯にならないように~!」って指導されますが
犬や猫の"虫歯"について、
あんまり「注意しましょうね~」って
聞かないですよね🤔?
これもpHと関わっていて
虫歯は、"虫歯菌の酸で歯が溶ける"病気なので
中性~弱酸性のヒトの口の中だと
酸性に傾きやすく、虫歯が作られやすいです。
反対に、アルカリ性よりの犬では
ヒトよりも虫歯にはなりずらいんです☆
そして、猫は(犬よりも)中性よりですが
そもそもお口の中が
虫歯菌の住みずらい環境なので
虫歯には、ほぼならないそうです💮
虫歯によく似た病気はありますが、
"虫歯菌が原因"の症例は、ほんとーーうに稀
(それすらもちょっと怪しい?)と言われています😲
そういったことから、
犬や猫では「虫歯に注意しましょうね~」
と言われる機会があまり無いんですね♪
あ、お気付きの方もいると思いますが
歯の生え方も、もちろん関わっていますよね♪
動物によって、
お口の中の環境はこんなに違います✨
おもしろいでしょう😍?(笑)
正しく知って、それぞれのペットに
より合ったデンタルケアをしてあげれると良いですね♡
…と、言いながらも
歯みがきへの道のり・方法は、ほぼほぼ一緒なので(笑)
犬も猫も楽しくリラックスしてやっていきましょう♪
虫歯は少ないですが、
その分歯周病にはなりやすいですからね~!!