こんにちは!
動物看護師のRieです♡
昔は、飼っている犬や猫に
"歯みがきをする!"という感覚が
あまりありませんでしたよね。
ですが、今では歯みがきの重要性が
ぐんぐん高まってきています!✨
それは飼い主さんの
ペットの健康に対する意識が
高まってきてくれているおかげなのですが♡
さて今回は、歯みがきが
昔は必要なかったのに
今では必要とされている。
その差がどこからくるか?
について考えていきたいと思います💡
昔のペットの飼い方といえば、
(50年くらい前を想像してもらうと分かりやすい…?)
分かりやすく犬でいうと…
・家の外で鎖につながれて、
・食べるものは飼い主の残飯。
・予防接種やフィラリア予防はせず、
・暑い日も寒い日も外暮らし。
今のペットの暮らしは、
・室内飼いの子が多く、
・栄養の整った食事✨
・予防接種やフィラリア予防は当たり前♡
・病気になったら治療してもらえて、
・暑さや寒さが少ないよう工夫してもらえる✨
(飼い主さん、本当にありがとうございます😢♡)
生活環境が良くなって、
食事の栄養にも気を使われており、
そして、病気の予防や治療も進んでいます✨
さて、ここからみえる
昔と今の違いは、、
ペットの寿命が延びたことですね♡
昔の犬の平均寿命は(犬種にもよりますが…)
12~13歳と言われていましたが、
今では、
18歳前後と言われています。
(なかには20歳を迎える子もいますね!)
ペットの寿命が延びたことで
高齢動物の病気が目立ってきました。
(ヒトでも同じような話を聞きますよね)
簡単に言ってしまうと、
昔はペットの寿命が短かったので
歯周病が重症化する前に
亡くなってしまうことが多かったんです。
なので、多少お口の状態が悪くても
重要視されていませんでした。
(それ以前に、"お口の中をみる"
ということもなかったかもしれませんね。)
今では、寿命が延びたことで
ペットの高齢化が進み、
今まで大きな問題になっていなかった
病気(歯周病など)が
重症化してしまうことが増えたんです!
年齢を重ねれば、免疫力が落ちるので
身体が"歯垢のバイ菌"に負けやすくなってしまう…
ということも原因のひとつだと思います💉💦
歯周病は予防できる病気です!
ですが、なってしまってからでは
治してあげるのに、時間もお金もかかる病気です。
毎日、少しずつ歯みがきをしてあげることで
ペットが高齢になったときに
痛い思いをしなくて済むかもしれません✨