祖父は数年で90歳になります。
15年くらい前までは主に、フィリピン/マレーシア/インドネシア/シンガポールで仕事をしていました。
中でも一番長く、思い入れのある国がインドネシアで。
夫と私がバリ島に行くと知り、
「おまえ達に会ってきてほしい人がいる。」と言われました。
ジャカルタ駐在をしていた頃に、とてもとてもお世話になった現地の方がいるそうです。
その方とは帰国後もずっと交流を続けていて、
残念ながらそのご本人は亡くなってしまったのですが、息子さん夫婦やお孫さん夫婦とも変わらず交流をしているそうで。
お孫さん夫婦がバリ島(私が滞在するヌサドゥア地区)の近くに居るそうで、「バリ島に行くなら、会ってきてほしい。祖父が世話になったとお礼を伝えてきてほしいんだ。何年も前に亡くなっているんだけど、俺がずっと冥福を祈り続けていることも伝えてほしい。」とお願いされました。
当時の写真も持って行って。と、
古いしわくちゃの写真を持たされましたw
やはり高齢者は律儀ですね。
受けた恩は、一生かけても忘れない。
今の祖父母世代が居なくなったら、この国は一気に崩壊に向かう気がします。
人のため、国のために尽くしてくれた世代ですよ。
そんな心意気の人、どの世代にもほぼ居ないでしょ。
自分さえ良ければ良い、真面目に仕事してる奴は悪、
そんな思想の私世代が多いですから。
今のこの世代が、終戦直後の焼け野原から国を建て直すなんて無理だと思ってます。
震災の時と同じで、
・不眠不休で復旧にあたる人
・仕事が休みになったからといって、不眠不休で頑張る人に「早くやれー」と文句を言うだけの暇な無能
どちらかに分かれるだけだと思いますw
インドネシアが親日国家なのも、
祖父母世代のおかげだと思ってます。
インドネシアに駐在していた日本人の方々が立派だったからこそ、現地の人からの印象が良いわけです。
親日国家なんて、何もしてない状態から生まれるものではないですからね。。
だからこそ、世界各国に駐在している方々には感謝しなければならないと思うのです。
異国の地で、日本のために奮闘して下さっているのですから。
祖父は、伝染病が流行る地域でのインフラ整備をしました。
アルファベットの読み書きもできない、そんな中で外国へ行き、責任者として頑張ったのです。
当然、騙されたりスリにあったりして、
多額のお金を失ったこともあったみたいですが、
それでも「インドネシアは第二の故郷みたいなものだ」と言います。
辛い出来事以上に、素晴らしい方々が多かった国だそうです。
そんな祖父を誇りに思うし、
祖父を守ってくれた現地の方々へも感謝しています。
私は、お孫さん夫婦に会ったら何て言おう…何を話そう…。
お礼を言いながら泣いちゃうかもしれないな。
世代を超えてこんな付き合いをさせてもらえるなんて、祖父のおかげだな。。
私なんかはとてもじゃないけどこういう財産を残せるような人間じゃないからw、立派で凄い人間になりたいよ
とりあえず、さっきから祖父の電話攻撃が酷すぎる………w
「あ、さっき言い忘れたけど、こんな話もしてくれな」
「あ、こういう話もあったわ。これも言っといてくれな。」
「じいちゃんこの話もしたっけ??」
と、電話を切っては鳴り、電話を切っては鳴りを繰り返している始末w
祖父も、「孫同士を会わせられる」ということに気合いが入っているんだろうなと思いますが
当然、私はご本人に会ったこともないし、
お孫さん夫婦もうちの祖父に会ったことはないはず
お互い、祖父達から聞いた思い出話で盛り上がるのも悪くないかもね。
故人も喜んでくれると思うし。
記念旅行の他に、祖父の思いを伝えてくるという目的も増え、祖父の期待が大きすぎるだけにプレッシャーなのですが、何とか頑張って約束を果たしてきます