こんにちは。

 

私が矯正をお願いしている先生は

スタンダードエッジワイズ法を

勉強された先生です。

 

でも、通院している患者側からみると、

つまり毎回調整されたワイヤーだけを

見ていると、

スタンダードの先生なのか、

ストレートワイヤーの先生なのか、

よくわからない、

ということを、今日はお話したいと思います。

 

およそ8年前に矯正を始めた時、

先生が

ストレートワイヤー法の先生なのか、

それとも、

スタンダードエッジワイズ法の先生なのか、

私は知りませんでした。

 

そして、

「きっと、ストレートワイヤー法の先生、かな??」

ぐらいに思っていました。

 

何故なら、

こちらのサイトで図解されているような、

スタンダードエッジワイズ法のものとされている

アーチワイヤーを入れてもらったことが

なかったからです。

 

こちらのサイトの、

「スタンダードエッジワイズ法」

という見出しのところを見てみてください。

 

「一本の直線のワイヤー」を

「個々の患者さんの歯列の大きさや

形に応じて細かく曲げていきます」

となっていて、

 

例えば、

3番と5番の歯が頬側に少し飛び出て、

2番と4番は逆に舌側に引っ込むような

ベンド(曲げ)が入ったワイヤーの絵が

あります。

 

ストレートワイヤー法では、

デコボコのない滑らかなU字型のアーチワイヤーしか

使わないのに対して、

スタンダードエッジワイズ法ができる先生は、

例えばある特定の歯を

頬側に少しだけ出したい場合には、

そのためのベンド(曲げ)を

アーチワイヤー自体に入れることができる、

ということらしいです。

 

で、私の場合ですが、

当初のがたがたの歯並びを

まずは形状記憶合金のワイヤーで

そこそこきれいなU字型に並べました。

 

それから段階を追って、

太く、硬く、断面が四角いワイヤーに

換えていって、

その後は、

何年間もひたすら、

抜歯の隙間を閉じる作業

(右下6番の近心移動を含む)を

していました。

 

で、この間ずっと、

デコボコのない滑らかなU字型のアーチワイヤーしか

使っていないです。

 

隙間を閉じたい場所に

ループ(こんな感じのものやブーツ型のもの)が

1,2か所ついているワイヤーも

使いましたが、

ワイヤーのU字型そのものに関しては、

デコボコがなく滑らかです。

 

もし、ループがなければ、

こちらのサイトに載っている

ストレートワイヤー法のワイヤーと

区別がつきません。

 

なので、私はずっと

「きっと、ストレートワイヤー法の先生、かな??」

と思っていました。

 

でも、ある時、

「スタンダード法」の先生方の組織

(↓の二つがあります)のリストで

先生のお名前を確認することができました。

 

Yogosawa Foundation

日本Tweed矯正歯科研究会

 

なので、

ベンド(曲げ)の入ったワイヤーは

未だに使ってもらったことはありませんが、

スタンダードエッジワイズ法が

できる先生だということは

間違いないみたいです。

 

そして、そう言えば、なのですが、

こんなことがありました。

 

右下6番移動中に使っていた

とても「太くて硬くて断面が四角いワイヤー」が

折れた時、

チェアサイドで、

まっすぐな一本の角ワイヤー

(←断面が四角いワイヤーのことです)から

ループのついたアーチワイヤーを

作成してくれたことがありました。

 

それに、

一番初めにブラケットをつける時、

サイズの揃ったU字型のワイヤーが

少なくとも50本は入っていそうな箱を

見せて頂きました。

 

その時は「市販のものかな?」と

思いながら見ていたのですが、

後になって、

全部先生が自分で作成したワイヤーだと聞いて

びっくりしたこともありました。

 

ワイヤー作りが上手な、

器用な先生だと思います。

 

今、仕上げの微調整の段階なので、

最後の最後で

↓のサイトで説明されているような、

スタンダードエッジワイズ法ならではの

「アイデアルアーチ」を使ってもらえるのかどうか、

とても気になっています。

 

 

 

2025-11-09  

分かりにくいところを少し加筆修正しました。