飾ることなく自然のままに

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庭の桜のつぼみが 色づき始めた。

梅はすっかり咲いている。

桃は 桜よりはつぼみが膨らんできた。

周囲はお花見シーズンで 出かける人が多い。

うちの 桜はやっと つぼみ。

周りが 散り始めた頃

ゆっくりのんびり 咲き誇る。

今年もまた

母を思い出しながら、花見酒を味わおう。

 

 

母が ガンの告知を受けた。

もうすでにステージⅣで、年内いっぱい持つかどうか不明。

入退院を繰り返す生活がはじまった。

半年後、自宅近くに開設する特養に

入所申込みを行った。

母の看護と父の介護、ケアマネの仕事の三つ巴。

 

家族は最後まで一緒に暮らしていくべき。

在宅介護支援に携わりながら

自分の父を施設に入所させた。

父は納得していた。

自分に世話のかかる時間、少しでも母の傍についてあげてくれ。

と 自ら施設入所を申し出てくれた。

母との最期の時間を離れて暮らさなければならない。

最期の時を一緒にいたいはずなのに、離れて暮らす選択を下した父。

 

私は退職し、父の入所する特養併設の居宅ケアマネを志願した。

親子ともどもにお世話になることを決意した。

 

一般には、仕事から帰宅すると自宅に戻って家族とともに過ごす。

うちの場合は、父親の生活の場へ娘が仕事に通い、

昼間に顔を合わし一つ屋根の下で過ごす。

夜には別の場所でお互いに寝る。

といった生活スタイルがスタートした。

 

高次脳機能障害を持つ父親は

施設職員や入居利用者とも トラブルことも多く・・・。

 

 

お盆の時期はご先祖様が還ってくると聞く。

我が家では 春に母が還ってくると思っている。

愛し育てた花が 満開になるころ

5回目の年忌を迎える。