2010年の夏のこと。

とても暑かったことを覚えている。

 

あの頃の私は肩の痛みに悩んでいた。

肩の痛みは首や頭まで及び、首を触っていたら、怪しいしこりが・・・

 

1か月ほど、検索しては、恐ろしい病気を想像した。

その病気の治療の苦しみは看護師時代、患者さんを見てわかっていた。

恐怖で行動を起こせないほど。

 

しかし、その病気の掲示板を読んで決心した。

今はかなり治療が進化しているらしく、それなら、何とかなる!と思ったので。

 

だが、病院での検査の結果は、「肩こり」。

「あの、このしこりは?」

「ん?これ?筋肉だよ?」

そんな~~と思った。

 

しかし、たかが肩こりでこんなにたくさんの症状が出るのか!と・・・

 

でも、一応安堵し、リハビリなるものを受けてみた。

 

カーテンで仕切られたところに案内され

うつぶせになり、肩に何かを乗せられ、ナースコールを渡され数分後・・・

 

まずい、パニック発作のようなものが!

ナースコールをすればいいと思われるだろうが

私の場合、発作を起こしたとき、周りの反応にも恐怖を覚える。

看護師などでさえ、私の様子を見て大騒ぎすることがある。

そうなると余計苦しくなり、死んでしまうのではという恐怖が増す。

なので、そういう反応をされたらと思うと、恐ろしく、耐えるしかなかった。

 

永遠とも思える恐怖の時間がようやく去って、職員の方が来られた時は

歩こうと思っても足が前に出なかった。

でも、大した反応もなく、次なるリハビリへ。

そこでは大人数だったこともあり、気分不快もなかった。

 

が、医師からは診察時に、週に2,3回はリハビリへと言われたものの自信がなかったので

リハビリ案内をされたら、発作を起こしたことを言おうと思った。

だが、何の案内もなく、処方箋(塗る薬)と会計だけで終わってしまった。

 

どうしよう、リハビリ、と迷ったが

数日でいろんなあれほど強かった症状はきれいに消えたので行かずに済んだ。

 

医師に言われた意識して、姿勢をよくしましょう、何かを読むときにも、うつむかないように、

などというのを実行しただけで改善したのだった。

 

背筋を伸ばすだけでこんなにも違うものだと学んだ。

リハビリに通っても、普段の生活を変えなければ、なかなか改善しなかったのではないかと思う。