何年前だったかなあ?
あるとき、ふとこういう考えが頭に浮かんだ。
「年齢からして、もう人生の後半戦なんだし、これからは能天気に生きる!」
私の人生、振り返ってみるに、
大したことじゃないことを深刻に悩む傾向にあった。
呆れられ、ばっかみたい!と言われたこと多数。
そもそも、何でこういう風になっちゃったんだ!と思ったら
ある光景が頭に浮かんだ。
小学生の時のこと。
その日は子供会で行事があった。
楽しいゲームがあってお菓子も、もらって
最高に幸せな日、のはずだった。
しかし、私の心は曇っていた。
その日は数か月出稼ぎに行っていた父が帰ってくる日だった
(父は、職人で、普段は隣町の石屋さんに雇われて通っていたのだが
たまに地方でお城の修復なんてときに駆り出されていたようだ。
そういう時は出稼ぎ、と呼んでいた)。
父は毎日アルコールを飲まないといられなかった。
そして、飲んでは暴れていた。
私に暴力を振るうことは少なかったものの
母と大喧嘩して、いろんなものが飛び交った。
私にとっては恐怖で涙の毎日だったのだ。
なので出稼ぎでいないと平和で幸せだった。
その父が帰ってくる日ということは、また、辛い日々になるということ。
楽しい行事なんか吹っ飛ぶってものだった。
しかし、その日に帰って来た父は、お酒は飲んだものの上機嫌だったし
暴れることもなかった。
私は強く思った。
私が、強く不安を持ったり心配したりすれば、その悪いことが起こらないのだ!
と。
そうか、あれが発端だったのか、と思った。
将来の不安を現実にしないためにはいっぱい心配すればいい、と思い込んで
その後も思いっきり心配して、それが、起こらなかったことを繰り返したことで
私の心に強くしみ込んでしまったのだ。
だいたい、ことが起こらないのは私がどう考えようと起こらないのだ。
心配したことの9割は起こらない、と聞くではないか。
うん、人生の後半は心配せずに過ごそう!
それで
「これからは心配せずに能天気に生きる!」
うん、そうだ、そうしよう!
ところで私は中1の時に手相占いで
「あなたは117歳まで生きる」と言われた。
その時はいくらなんでもそんなに生きないだろ~?嘘だあ~と思ったのだけれど
その時に言われた他のことや、その後、他で見てもらった手相占いが結構当たったので
手相は信じるようになった。
ということは厳密にいえば私はまだ人生の後半戦には入っていないのか?
まあ、これは冗談ですよ(笑)