8日 山手線 3店舗9日 中央線 3店舗8日未明からの大雪は去年の成人式の再来かと思わせましたが、去年は仕入途中で電車が止まり大変な目に。今年は午前中別件で出かけており帰路の途上での仕入に。このような時だからこそとキャリーバッグ携帯で仕入れている人を複数名見かけましたが、転がして帰るのはきっと大変だったことでしょう。幸い、交通機関の遮断の影響を受けることなく帰ってくることができました。9日は都知事選挙の投票を済ませたあと、雪解けの水たまりを避けながら、駅そば店舗を時間に余裕をもって回りました。釣果はあまり芳しくありませんでしたが、それよりも痛いのはAMAZONの売り上げの落ち込みの去年の2月にも増しての厳しさ。大口登録を解除したくなるような勢いのなさです。私が仕入れ先を選定するのに、店舗でセールを実施しているかどうかは全く尺度にしていませんが、つまり、「セールだったら買える」といった類いの商品を基本的にはレパートリーにしていない、ということです。セールがあろうがなかろうが買える商品だけを買いますし、売値がCであろうがプロパーであろうが買います。買える買えないを決めるのは、「店頭での売値」ではなく、「本源的な需給」と「タイミング」です。まあ、最近は、ディスク系以外でも店頭でプレ値のついている商品をちらほら見かけますので、そういった場合はプレ値具合との相談になりますが。「今だから買える商品」については後日書くとして、今日のエントリーでは、「いつでも買える商品」のレパートリーを持つことについて書きます。品薄状態が常態化し、常に高値を具現している商品であっても、需給が不安定化すれば、価格が低落していることがあります。たとえば、平均して月に1冊売れる商品が月に1冊新たに出品されていれば自然体の相場は騰落することなく推移することが見込めますが、セールが集中するなどして同時期に5冊出品されるようなことがあった場合、供給過剰となり、価格が下落する可能性があります。しかしながら、セールで5冊刈られたのであれば、その後4か月は供給市場の源泉である店頭でその商品を見つけづらくなるであろうと同時に、価格下落ゆえに出品不適格商品と見做され仕入れが控えられることで、4か月後には以前の価格水準に戻ることが見込まれます。このような価格下落状態の商品を、単なる低価格商品の中から切り出して供給過剰による一時的価格下落であると見極めて、しっかりと確保しておくことが大変重要です。バーコードリーダーなどを使う、「サーチした瞬間の相場」だけを見ている人にとって、このような商品は仕入適格商品にはなり得ません。すなわち、このような商品を多く知っていれば、「棚が枯れている」状態の店からでも、十分収穫が可能であるということを意味しています。この行為は、供給過剰の時に流通量を吸い上げて、供給不足の時に放出する行為ですから、それだけ聞くと悪徳感がない印象です。コメの「食糧管理制度」みたいですね。これこそまさにスペキュレーターに課された「裁定機能」という役割です。「いつでも買える商品」は、このようにレパートリー化してしまえば棚に置いてありさえすれば商品の方から目に飛び込んでくるようになるので本当にありがたいのですが、当然いずれ買えなくなる時点(寿命)が来ます。すなわち、重版や電子書籍化などです。「世紀の相場師ジェシー・リバモア」「バビロンの大富豪」といったタイトルを記憶している方も多いと思いますが、以前はとんでもない高値がついていました。このような重版による中古相場の終焉があることから、アップデートを続けていないとレパートリーは縮小していきます。このアップデートの労力をかける気にならない人はこの手法が向いていないということになるのでしょうね。
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