9月は二作目映画鑑賞

「アキラとあきら」もWOWOWとは別次元で
良かったが、東野圭吾シリーズのガリレオは
テレビ放送よりは映画の方がいい。
特に「新参者シリーズ」の方が好きである。
シリアスな映画は一人で観に行きたい方だ。
連れと行くと、涙を無理やり止めてしまう。
感情の赴くままに涙も鼻水も流したいのだ。
今日は映画の日とあって1200円なのだ。
1800円だったら考えるが、1200円だったら
自分の中で許容範囲の値段である。

 

東野圭吾の世界観

映画では表現できていない部分があるが
彼の作品は、読み手に生き方を模索させる。
映画ではイケメン・美女を起用しているが
それが目的では観にいかない。
物語の中で起こる悲劇を、自分ごととして
捉えて、問題解決を一緒にしていくことで
何かしらの知恵に繋がるのではないかと
思うからだ。
若い時のように見切り発車では生きられない。
年齢を重ねるごとに、情緒面でも
深みが欲しくなった。
物事の捉え方が一直線ではなく、斜めにも
垂直にもと耐えられるようになりたい。
ガリレオは、そんな多角的な視点を持つ機会
を与えてくれる。
 
楽しみだ。