今の時代、年齢によらず肉体が土に還る日が予想
出来ない。身寄りがない私にとって40代であって
も油断できない。そこでプロの終活のプランを
申し込むことにした。例えば、私の身に何かが
あれば、賃貸マンションの支払いや片付け・残り
の資産関連に至る諸々をキレイに処理してくれる
サービスである。負の遺産はないため、血の繋が
り関係者には一切迷惑がいかないのは確かである。
しかし、例え自分が天に召されても一切告知なし
で逝きたいのである。葬儀もお墓も不要である。
魂の行く場所が明確であるので、この地には何も
残さずに去れる準備をしておきたいと思う。
このサービス、保証人がいない家族には有難い
システムである。とは言え、本当に信頼できる
機関であるか祈りながら判断したい。一式の
サービスでの金額が非常に高額だ。身元保証と
いう点は今後独居暮らしの人にとって避けられ
ない。
独身生活は世間では気ままに見えるようだが
決してそうではない。自由と責任は裏表である。
その代わり、未練や執着とは無縁である。
そのため、今後も引き続きモノは少なく、
慎ましく暮らしていきたいと思っている。備え
ている時に限って何も起こらない事例も多い。
どちらに転がっても危機管理は大事である。
日頃から「死」について考えながら生きると
毎日が恵みの連続に思えてくる。命の息吹を
毎日与えられて生かされている。神の定めた
時に召されるということは分かっている。
生かされていても、召されていても私の国籍
は天にある。
携挙の日がだんだん近づいているように思う。
世論も聖書の流れの通りに着実に動いている。
呪われたアダムの地上から、復活のアダムの地
へ移行するのを待ち望みながら地上生活で毎日
御言葉に照らされながら歩んでいこうと思う。