昨年の手帳を見返すと私の起床時間は早くて
8時半である。遅くて10時半である。そんな
起床時間が日常であった私は「朝型」「朝活」
と聞くだけで顔を顰めていた。低血圧だから
無理なのだと思い込んでいた。昨年の9月か
ら食管理をしているようだ。乳製品・動物性
は鶏肉のみに厳選していた。小麦粉もやめて
昔ながらの日本食にして欧米食は避けていた。
今は、肉も魚も食していない。加工品は論外。
良質な大豆からタンパク質を摂っている。
運動はストレッチ程度のものから開始して
そのうち夕方の時間に30分歩く程度だった。
お気に入りの衣類の着用が窮屈だという理由
が私のやる気に火をつけた。そこから運動を
筋トレに変えて部位ごとに実施している。
毎朝体重測定しながら、増えたり減ったりを
繰り返している。自分の思うように減らない
が、4ヶ月目で感じるのは体重の数値よりも
衣類を着用する感覚(ゆとり)での変化だ。
体重に期待しないで、淡々と日課として取り
組んでいるとある時早朝に目が覚めるように
なった。最初は排尿だったが、実に清々しい。
そこから6時起床が可能になった。アラーム
前に目覚めるように体質が変わり始めてきた。
そして、朝歩くようになって更に体質が変わ
り今は5時半にスカッと目覚めている。そこ
から白湯とナツメヤシを3つ食べてから、
BGMを聴きながら競歩で30分歩いている。
帰宅時には汗だくである。その後、足ツボ刺
激とヨガを済ませて7時前に朝食を食べられ
るまでに変化した。1日2食の私の食事時間
は他者とは違っている。朝は基本的に7時で
夕飯は15時だ。それ以降は何も食べないで
内臓を休ませている。この習慣が腸内環境を
整えてくれている。何より変化したのは体温
が35℃台の低体温であった私が37℃近くあ
ることだ。風邪とは無縁の生活である。巷の
ウイルス対策である、消毒液やマスクに頼らず
自分の免疫力を上げる方が効果が高い。
20代や30代の頃よりも体調が良いとは意外だ。
そう考えると、肉体年齢は単に年齢ではなく
日常の在り方で決まるのかも知れない。体調が
良いと心にも余裕が生まれてくる。この素朴な
生活こそ豊かで幸せであることを神様は教えて
くれている。毎日が感謝の連続である。今日も
主に養われて、守られて生かされている。