津波のように押し寄せた水。
被災地では、まだまだ元の生活に戻れる気配はありません。
思い出も、お気に入りの家具も、好きな服も、買ったばかりの家電も、みんな泥水まみれになってしまいました。。
買い物もままならない被災地の方たちは
支援物資(despensa トイレットペーパー、缶詰、レトルト食品など)をまってます。(火事場泥棒も現れてます‥)
真っ先に届けたのは誰だと思います?
政府?大統領?市民団体?
なんと犯罪組織(麻薬カルテル)です。
これはよくあることなんです。
災害時に麻薬カルテルが支援物資を配るのはよくあります。
メキシコ人には驚きではない光景です。
政府は受け取らないでと呼びかけますが、
混乱時に政府の呼びかけは届かないし、彼らがなにかわからない人たちもいます。
今回は政府や知事の対策が遅れを取っており、
彼らの支援物資はむしろ歓迎されてます。
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助けてください、家族は何日も行方不明です、なんとかしてください、と色んな人が口にする中
メキシコ大統領は口や指をあてる動作をし、
早速メメ(ミーム)になってました(^_^;)



皆さんはどうでしょう?
お金がなくなって、家はめちゃくちゃで、、
そんなとき誰だかわからないけど支援物資をもってきて、それをみんなが受け取ってたら…
受け取ってしまってもおかしくないですよね。
メキシコはいいことの後ろに怖いことが隠れてるのでそれが闇深さかと思います。
支援物資を受け取ったからといって、必ず何かおきるということはありません。
しかし 犯罪組織だけど、困ってるとき手を差し伸べてくれた、という記憶が住民の間で広がっていくのです。
そして、何も知らない子供たちには彼らが政府より役立つヒーローに見えてしまいますよね‥