私の街には中古ゲームを買取販売をやってるお店がありませんでした。
デパートの一部でゲームを販売してたとこはありましたが基本は新品ゲームを販売して買取なんてあり得ません。
買取してる一番近い所で車で1時間ほどかかる所にあり近場でやってるお店はありません。
私が中学校に入学しクラスメイトも増え、禁断のあることを思い付いたのでした。
私は自分たちで販売から買取をやってしまえばいいんじゃないか。と
周りはファミコン世代。とりあえず仲のいい友達からいらないソフトはないか?と尋ねてていきました。
出てくるわ出てくるわ、要らないソフトたち。遊び飽きたゲームたち。そこで友達にいくらなら売りに出していいかを聞きノートにまとめていくことにしまた。
例えば
○○君 テトリス 箱無し、取説有り 1000円
○○さん ドラクエ2 箱、取説有り 800円
こんな感じでノートに記入し購入したい人が現れたら仲買人の私が中に入りお金の受け渡しを行いソフトの受け渡しをおこないました。
お互いがWIN WINになれたので結果よかったと思います。
売れたお金で他のゲームを購入。飽きたらまたノートに記入してソフトを売る。を繰り返し可能。
売る側がこの値段で売れないなら値引きも可能と他の中古ゲームショップより融通も効くため凄く評判は良かったです。
が、そんな面白いことによく思わない方もいらっしゃるもんで先生に告げ口をした者が現れるのでした。
女子グループです
ファミコンをあまりいいように思わない方たちからの告げ口でした。
もちろん先生にこっ酷く怒られたのち、私たちはこの素敵なソフト売買を辞める、辞めざるおえない事態になりました。
先生は私に大人になってから。こういうことを仕事にしてみろと。
さんざん怒られた上、説教をくらいました。
今思えばませた事をしてたなぁと思います。
今だにあの頃のお話を同級生たちと話しをしたら物凄く盛り上がるお話なんで売買はやって良かったなぁと思いますが。
いや、やりすぎたと心の中では思うお話でした。


