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娘の引きこもりからの現在

自閉症スペクトラム、対人恐怖症、適応障害、場面緘黙症、HSP、等など抱える娘のこれまでの道のりなど書いていきます





不登校支援教室の初日は 娘は疲れてしまい何も話さなかった

次の日 娘は


また行ってみる

そう言った


私には あの先生どうなんだろうって言う気持ちがあるが
娘が行きたいのであれば それでもいいと思った
私の意思ではなく 娘の意思が大事

最初のうちは 1時間程で帰ってきていたが 1ヶ月する頃には 3時間居られるようになっていた
娘の後に 中学生の女の子 6年生の男の子が仲間入りしていた
3人で バトミントンをしたり 絵を描いたり 花壇に花を植えたり 色々な活動をしていた

中学生の女の子とは気が合うようで 頻繁に電話が来て長電話をしたりしていた
最初の頃は楽しそうだった

でも中学生の女の子は 徐々に娘に対して異常に執着するようになってきた
独占欲もすごく強いようだった

小学校の同級生が 娘の所に遊びに来るのが面白くない様子
電話も頻回にかかってくるようになり

今何してる?
誰か居る?
他の子と遊ばないで

等の束縛が始まり 娘に対して癇癪を起こすようになってきた
電話で怒鳴り散らす
娘は それを怖がり また家に引きこもるようになってしまった


不登校支援教室の先生に相談に行った
今の状態を伝えた
先生から帰ってきた言葉


でも あの子はとても頭のいい子です

話せば分かります

その数日後 先生からの連絡

ちゃんと話しました
わかってくれたようです

分かってない
家の電話は鳴り止まない
私が出た

娘が電話に出られない事を伝えると 中学生の女の子は発狂しながら何か叫んでいるが 何を言っているのか分からない

急に電話の声が変わった
母親のようだった
後ろで 中学生の女の子の泣きながら怒鳴っている声が聞こえる
母親は

娘は発達障害の診断が出ていて 自分の思い通りに行かないと 怒り出して手が付けられない

ご迷惑をおかけして申し訳ありません
この様な事が無いように対処します
そう言った

分かりました
私はそう答えた

家の電話番号を変更した

娘は
不登校支援教室にはもう行きたくない
そう言った

もう行かない事を 不登校支援教室の先生に伝えた

帰ってきた言葉は

あの子は頭のいい子だから 話せばわかるはずだし
この間も分かったと言っていた
もう少し様子を見てはどうか?
なんせ あの子はとても頭がいいから勉強も教えて貰えると思うし 〇〇ちゃんといい関係になれると思う

だった
頭がいいから何なんだろう?
そこ重要?

私は
もういいや
そう思った

いいえ辞めます

そう伝えた


私は別に相手の女の子に怒っていた訳では無い

発達に特性があることも理解出来る

否定する気もない

ただ 周りの大人達が 原因をちゃんと理解して その子にあった対応をするべきだと思う

頭がいいか 悪いか そういう事では無く

その子の特性をまずは理解するべきだと思う

その子にしか分からない 苦しみや生きずらさがあるのだから