故に、一度自分で着やすいサイズに縫うたろうと思って自力で(やっと仕上がったよ!)仕立てた真・マイサイズ(これでも長め)と比較してみました。

前にも使ったこの画像の、下の絞り浴衣が地元の呉服屋さんを通じて仕立ててもらったものです。
後ろ幅30.5cm、肩下丈168cm(加えてお腹部分に縫い込み12cm)。
身長159cm、BMI16前後の即神仏ギリギリ人類に巻くにはでっかくないかあ?
いくら木綿は縮むと言っても、なぜこうなった感を拭いきれずに幾星霜。
サッパリ着るはずの浴衣が、お腹の縫い込みとおはしょりが重なって、まあ、暑いのです(哀しみ)。
…なんて、着ようと思って広げる度に愚痴満載です。
で、なんでこうなったかに対する、ワタクシなりの考察(ほぼ妄想)を。
呉服屋さんは、確かに着物のプロなんですが、その知見っていうのは、こなしてきた仕事の内容とか、客層とか、本人の体感に基づいた正しさというバイアスを持っています。
現在の地方の呉服屋さんの仕事ってのは、たぶんほぼ成人式の振袖です。
初めて着物を着る、大多数はええとこ友人の結婚式であと何回か着るだけ。
洋服の感覚で萌え袖ばりに手首が隠れないと違和感があったり、年頃的にもカスカスのワタクシとは違う充実した肉体(生々しいな…)を持つ人を、着なれてない動きでもはだけないように包むことを前提として仕立てる訳です。
もちろん、腰紐もジャストウエスト。
その感覚をワタクシのようなガリガリ君の木の棒に似た人間に適用された日にゃあ…
それに加えて、呉服屋さんは、いい生地だとやたら勿体ないと仰って長めに仕立てられる傾向があることに気付きました。
生地の価値(自分達の価値)が着る人の要望より上位なんだな、となんともいえない気持ちになります。
で、その際に「いいものだから長く伝えられるし」と、独身で譲る相手のないワタクシにわざわざ仰ったりする呉服屋さんもあるので、軽い殺意が湧いてきます。
なんでオレの稼いだ金でオレの為に作るものにそんなに口出しできるのか、説明てくれよ!
…ハァハァ、またヒートアップしてしまった。
そんなわけで、浴衣や着物をお仕立てしてもらいたい人は、古着やプレタで着やすいもののサイズを調べて呉服屋さんに伝えることをオススメしたいと思っております。
で、必ず仕上がりサイズを確認する、伝えたサイズより大きくしようとするお店なら理由を訊いて、納得できなければそこにお願いしないで、ネットの口コミなんかで対応してくれる仕立て屋さんを探すなどされるのがいいと思います。
なんてね。
ワタクシがただ口煩いだけで、ずっと同じ呉服屋さんで頼んでれば、一生疑問なんか持たないって話なんでしょうね。
口を開けてたらママがご飯を運んでくれることに満足したまま大人になった男性が、味とか調理法とか食材の組み合わせに疑問を持たないまま、年老いた母の料理を食べ続けるみたいにね(誰への揶揄だそれ)。