ドジッ娘ならぬ多動ッ娘のムスメはオールシーズン動きやすいTシャツとレギングスです。服を買う時は一緒に行き、まず私がムスメ好みの色とデザインのものをいくつか選び、その中からムスメに決めてもらいます。
「スカートとサマードレス着たい…」
自分から年相応の服が欲しいと言ってきたのは初めてかと思うくらい稀なことで、母としては成長を感じて嬉しい。ちなみにドイツ語で「スカート」は"Rock(ロック)"、「ワンピース」は"Kleid(クライド)"です。
学校や我が片田舎の町で見かける同年齢の女子、そして…、
2024年の年越しライブ以来、お気に入り女性歌手シリン・ディビッドさんとか
周りの女子達の服装を見ているうちおしゃれ心がチョッピリ芽生えたようです。
「それならママ協力するで!」
と、我が片田舎の町へ私が選ぶのではなく、ムスメが選ぶショッピングに出かけました。
が…、
我が片田舎の町のアパレル事情は医療と同じ壊滅状態。プライマークすらありゃしねえ(笑)。14歳が着る服を買える店と言えば、露出高めな服が多いチェーン店「New Yoker(ニューヨーカー)」か、ちょっと背伸びしてデザインと質とも落ちて量販店になった「H&M」ぐらい。今日までの復活祭の休暇を利用し、昨日の土曜日ギリまで衣料品店を片っぱしから見て回りましたが……全滅。
店にはごまんと服はあるのに「何もない」。もう少しすれば夏物が出回るかもしれませんが、我が片田舎の町では電車で大きめの町に行くか、オンライショップで注文するしか思う物は手に入らないと痛感。
さらに…、
自分で探すはずのムスメも結局、いつものキラキラなアクセサリーや低年齢向けキャラの幼児服を見てまわるというルーティンに気を取られていました。
「あんたが自分で選ばへんかったら買わへんし」
と、何度か釘を刺してもルーティンのほうが大事。手ぶらで店をあとにしても、とくにがっかりしていない様子でした。
「ムスメには1人で選んで買うのはまだ早いわ…というかムリ?」
「やと思った。穴茄子が一緒に選んでやらなあかんて」
と、いう結論に達しました。自分で服が買えない将来、どうすんの?と心配になりますが、自分で選んで買う意思を持てたのは良い成長だと思っておきます。
それでは
【おまけ: 田舎つながり】
フィネルの"ドーフキンダー(ビレッジキッズ)"というふざけてるようですが、実は物凄いリアルな曲(笑)
👹
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