ムスメの障害者カード【申請】①の続き

 

 

ムスメ関係の申請で大変だったのは、普通の幼稚園に通っていた時のIntegrationkraftインテグラツィオンクラフト(加配: ドイツ語版wiki)の手続きと療育幼稚園の1年延長でした。加配は申請から異議申立てをして半年、延長はなかなか決まらなくて裁判手前まで。私の帰化申請のほうがまだスムーズだった…。

 

就学してやっと申請、検査等から解放され落ち着きましたが、最新の診断書や医師の所見がありません。きっとまた障害者カード申請のとき必要になるだろうからこの機会に再度、Sozialpädiatrische Zentren (SPZ、療育センター)で発達検査をすることにしました。

 

 

過去、SPZで自閉症診断検査を受けたものの、はっきりした診断はありません。ADHDと自閉症スペクトラムに該当する特徴はしっかりあるけれど、検査のたびに多少なりとも発達や改善がみられていたから確定されずじまいで、ずっと経過観察で続けてました。今では差別的で名称を変更されていますが、知的障害であるRetardation(精神遅滞)がムスメの特徴にいちばん合っています。療育センターの担当医師も診断結果として"Retadiert"を使用しました。医師が「悪い意味じゃないのよあせるあくまで専門的な意味でだからあせるあせる」とフォローで付け加えましたが、的確な言葉だったと思います。診断名があればなあと思ったときがありますが、ついてなくて良かったなあと思ったときもあり、少しずつ成長もしているのではっきりした診断がなくても今は気になりなません。

 

とはいえ、今度こそ診断が出ればなあと考えてます。

 

続く