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ネットフリックスのオリジナル・ドキュメンタリー2作品をサクッと紹介。

 

【Monsters inside:  The 24 faces of Billy Milligan(モンスターズ・インサイド: ビリー・ミリガンの24の顔)】(英語版)

 

 

「多重人格障害」と呼ばれ、今は「解離性同一性障害」に変更されています。70年代、連続婦女暴行で逮捕され、同上が理由で無罪になったビリー・ミリガンという青年のドキュメンタリー。彼の家族、友人、警察関係者、医師等の話で構成されてます。私は昔に本を読んで知っていたのですが、今回初めて知った真実はとても衝撃的で心が恐ろしく震えました。全4話のミニシリーズ。

 

【Sophie:  A mord in west Cork(ソフィー: ウエストコーク殺人事件)】(英語版)

 

 

アイルランドのウエストコークという田舎町で起きた殺人事件のドキュメンタリー。全3話のミニシリーズ。被害者は夫がフランスの大物映画プロデューサー、自身もドキュメンタリー監督のフランス人女性ソフィー。容疑者として逮捕されたのは地元でフリーランスの記者をしていた男だった。自供は一切なく、町の人間達の証言と状況証拠だけしかないところに、バイアスと先入観が影響し、さらにフランスとアイルランドの法律の違い。科学技術の進歩がまだまだだったとはいえ、警察の捜査は未熟すぎます。観終わると黒じゃないかと考えてしまいますが、バイアスだらけの捜査や隣人達にも疑問が残ります。

 

久しぶりに観た良いドキュメンタリーでした。