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今年のドイツは「Superwahljahr(ズーパーヴァールヤール)」で、選挙が重なる年をそう呼びます。3月14日(日)は居住州の選挙、半年後の9月26日(日)はドイツ連邦議会選挙、いわゆる総選挙があります。すでに州選挙の投票案内の手紙が私とオットー宛にきてます。

 

コロナの影響で選挙活動は自粛。街灯に各政党のポスター、郵便受けに候補者の方々のビラと「オマケ」が入っているだけ。

 

※政党の太文字の色は各党のテーマカラーです。政治関係ですが、難しいお話はできません…汗

 

 

CDU(ドイツキリスト教民主同盟)のビラには党名と候補者名入りボールペン、2本もらいました。

 

 

Freie Wähler(無党派連合)の候補者名付きの花が玄関前に置かれていたので、庭に植えました。

 

ボールペンはなかなか書きやすいし、お花も春らしく綺麗だし、それじゃあ私の票を……

 

てなことになるわけナイじゃーんおいでニヤニヤ

 

私「選挙権はありがたいけどな、入れたいとこがないねんけど…真顔

 

現政権のCDU/CSU(キリスト教社会同盟)SPD(ドイツ社会民主党)には失望。理由はやっぱりコロナ政策。全国統一の方針が必要なのに州任せなことをするから不平等・不公平が生じ、厳しいわりには効果がほとんどない長期ロックダウン、ワクチン接種も他国に比べて遅れている始末。個人的には2015年欧州難民危機と同等の失策と言っていいぐらい。

 

下矢印SPDのマース外相の

ワクチン接種者だけ外食・映画を許可する発言(ドイツ語)

 

結局は内輪から大批判が起こったのでなかった事になりましたが、ワクチン接種者だけ外を自由にブラブラできて、他は自宅軟禁状態は不公平そのものやろうと、彼の馬鹿げた発言にとても憤りました。

 

そして、

 

国防相AKK(アンネグレート・クランプ=カレンバウアーが長いから略)

 

CDU元幹事長だったフラウAKKとアサルトライフル特許侵害問題、銃弾“紛失”事件のゴタゴタが何とも情けない。

ヤパンにはこういう"投票"もありますよ…

 

"労働者の味方"であるはずのSPD(シュレーダー政権)は2005年、受給者に制裁、不正受給など問題ありすぎな生活保護法のHARTZ IV(ハルツ・フィア、第2種失業給付金)を実施。それに反発した党員達は離党してDie Linke(左翼党)を結成、そのあともガタガタになっていってついに2017年の総選挙は歴史的な惨敗。二大政党の連立政権がだらしないから、州と議会両方の選挙はAfD(ドイツのための選択肢)が急躍進を遂げる結果を招いてます。

 

長くなったので続きは次回に。

 

それでは