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ベルギーはチョコレートやワッフルで有名ですが、ドラマもなかなか面白い。

 

【予告編(英字幕付きフランス語版)】

(あらすじ)

ブリュッセル空港。搭乗中のモスクワ行き航空機をテレンツィオと名乗る男がハイジャックする。「陽が昇ると死ぬ」と必死で喚く彼は、まだ夜が明けない西へ進路変更を要求した。機内にいた乗客らはテレンツィオの言う事が嘘ではない事を知ると、日の出を避け西へと飛行機を飛ばすのだが……。

 

飛行機

 

 

原作はポーランド人SF小説家のヤツェク・ドゥカイ氏の「Starość aksolotla」です。

 

スリラーの雰囲気はスティーブン・キングの映画『ランゴリアーズ』に似てます。全ての生物を死に至らしめるのが地球の「生命」そのものと言っていい太陽というのは良いアイデアだと思います。夜にしか逃れる場所がない恐怖といつまでも続けられる訳がない飛行機での陽光線からの逃避行、生き残るために必要な「物」と「人命」の選択。その絶望的な状況にハラハラします。それぞれに暗い過去を持つ乗客達の不協和が嫌すぎますが、互いに「信じられる」行動によって協和していく姿はラストに素晴らしくなります。そしてシーズン最終回の彼らの決死の決断にもっともハラハラドキドキしました。

 

登場人物が少人数なので詳しくは言いませんが、私のイチオシは、

 

 

トルコ系ドイツ人俳優Mehmet Kurtuluşさん演じるAyaz。褒められた過去ではないですが、それを隠さずに皆に打ち明け、非難されながらも母子を守る真摯さと強さに彼を信じてみようと思います。

 

去年の5月にリリースされ、セカンドシーズン製作が決定されてます。続きが気になる!

 

それでは