わが町のクリスマスマーケットは、まいとし、マイトシ、maitoshi、毎年、同じ。今の町に引っ越してきた2004年から出店はほぼ変わってません。今年は道路工事の関係でちょっと店の場所が違うだけで、同じ。
しかも小規模だからとっくの(大)昔に飽きてつまらない
なのであえて行かなくなり、用事で町に行けば通り抜けるぐらい。去年もさっさと通ろうとしていたときに見つけたある1軒の出店が、今年もありました。
ベリー味(左)と焼きリンゴ味(右)
『Moonshine(ムーンシャイン)』というお酒の出店。アメリカでは密造酒のことをそう呼んでいて、今でも森の中で密造されてます。DMAXというテレビチャンネルでも製造者のリアリティーショーがあります。まあみんな南部のレッドネックで違法でイケないことなんですが、面白い。
私が買ったムーンシャイン、決して違法ではなく、『オドネル・ムーンシャイン』というオンライン注文でも買えるヒップスターな合法なお酒。
出店にはブラートアプフェル(焼きリンゴ)、ビターローズ(シトラス味)、ハルテヌス(ヌテラ味)、ワイルドベーレ(ワイルドベリー)の4週類。去年はブラートアプフェルとビターローズを買ったので、今年はビターローズよりも美味しかったブラートアプフェルと新しいワイルドベーレを買いました。各700mlで合計50ユーロ(6018円)とお高いですが、まあ年1回なので奮発。
買うとボトルポアラーがもらえます(写真)。今年はゴム栓がついて便利。買う前にはもちろん試飲もでき、午前10時半すぎなのにショットをあおっていたという
写真は焼きりんごのムーンシャイン、味はアップルパイ。ワイルドベリーは名前の通りにベリーでどちらも甘くてぐいぐい飲めます。が、アルコール度数25%なのでご注意。普通は度数じゃなくて「プルーフ」で強さを表示されるのですが、200プルーフがアルコール度数100%にあたります。
寒い夜、これをショットグラスに注いでムスメが寝たら飲みます。そしてちょっと酔っ払いながらプレステで遊ぶとプレイの腕が上手くなってマナー悪いプレイヤーも許せちゃうという。
今日のお昼は特別、ショットグラスにブラートアプフェルを1杯いただきます……ほんとに1杯だけですから