お次は洋のファンタジー

 

【The Dragon Prince(ドラゴンプリンス)】(オリジナル英語版)

(あらすじ)

遥か昔、ゼイディアは1つの国だった。太陽、月、星、土、風、海の6つのエレメントの魔法で豊かだったが、魔法を使う術がなかった人間は生物の命を利用した黒魔術を創造した。そのため、エルフ達は人間を追いやって1つの国を2つに分ける。その境界を王であるドラゴン族の王が守っていたが、1人の人間の王がドラゴン王とただ1つの卵を殺してしまう。双方の憎しみは最悪となり、エルフ達はドラゴン王殺しの王を暗殺するため刺客を送ったが…。

 

 

これはお子様と一緒に見れます。レーティングは6歳+です。前半は子供達だけの冒険ですが、後半になると政治、人の憎悪と愛情などが絡んでくるので小学高学年より上の子供のほうが話の意味を理解できるのではと思います。そして、声優(英語)の演技が上手いことも話に入り込めます。ドイツ語のアニメは聞くに耐えないんですが、この頃の英語のアニメは普通に見れます。

 

エレメントの魔法、耳長のエルフ、ドラゴンとファンタジー要素が詰まってます。主人公も自分というものに悩み、冒険していくうちに成長して克服、みたいな。タイトルはドラゴンプリンスですが、ドラゴンのプリンスが主役ではなくて、プリンスを守る人間とエルフが主役。プリンス自身はあんまり活躍してません。

 

Soren(ソーレン)、ちょっと抜けているところがあるけど何気に強いから好き

 

 

きましたよ、後半で登場するダークエルフ。

声がまた渋くて素敵。ストライク入りました!

 

ソーレンの妹・クラウディア。優しいし悪い子じゃないんだけど間違った選択でどんどんと…。声がハスキーで素敵。

 

まるで今の世界の問題。話す側も相手の気持ちを考え、聞く側も相手を否定しない。エルフやドラゴンは魔法を使えない人間を見下して傲慢、人間もエルフやドラゴンを違うからと嫌う。現実でもファンタジーでも上手くできたら誰の家族も失うこともないのに。

 

というわけで……『ゴブリンスレイヤー』と『ドラゴンプリンス』、どちらか!?

 

結果は……

 

ドラゴンプリンスのほうがファンタジーらしいかなと思うのですが…

 

結局はどちらも面白い!

 

どちらも最新作はまだまだ先…。