今日は小包が来るのを待ってます。
【Stranger Things(ストレンジャー・シングス)】(英語版)
(あらすじ)
1980年代前半。田舎町ホーキンスに住むマイク、ウィル、ダスティン、ルーカスは大親友。その夜もマイクの家で夢中になっているボードゲームで遊んでいた。が、その夜から4人のうちの1人・ウィルが行方不明になる。懸命な捜索も絶望的になっていくとき、友人を探していた3人の前に1人の謎の少女"エル"が現れた。そして、ウィルを必死で探す母・ジョイスは不可解な出来事からウィルが生きていることがわかる……
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スピルバーグのネットフリックスのアカデミー賞締め出し批判は、魅力的な映画を創り出せなくなった老いた彼を象徴していて悲しかったです。個人的には、この作品を観るために会員になるべきと思うほど最高がつく傑作。
スティーブン・キングの描く少年達の友情と恐ろしいモンスターとの戦い。そして、皮肉にも若きスピルバーグの作品の魅力が彷彿とさせられます。その時代を少年と同年齢ぐらいで生きた人なら懐かしい。
皆、演技が素晴らしい。なかでもウィルの母親役のウィノナ・ライダーがまた特別。万引き云々でお騒がせした彼女ですが、周りから哀れむ(冷たい)目で見られてもなりふり構わず息子を救おうとする母の姿に心を鷲掴みにされます。
私のお気に入りキャラはスティーブとダスティンのチーム。シーズン1の前半ではスティーブは金持ちのボンクラ坊(ぼん)でしたが、案外子供と話せて、子供をしっかり守ってモンスターと戦おうとする案外ないい人に急成長。
スティーブ(左)とダスティン(右)
ちなみにスティーブ、シリーズ3はこの青いセーラ服だけしか着てません。でもダスティンを庇う姿は凛々しいと思えました。3の最後はモロ心から感動、モロ悲しくて泣きます。ネタバレはしませんが、ラストは最近観たドラマや映画の中でベスト。たぶん、今年いちばん。
エル役のミリーちゃんがこの作品の大ヒットで引っ張りダコになり、続編は難しいと噂されてました。が、気がつけば3シリーズめ。シーズン4も製作されるということですが、また1年は待たないといけないだろうなあ…。待ち遠しい!