そして先月、再び学校側から手紙。指定の学校長と希望のFörderschule(特殊学校)の校長との三者面談。

 

特殊学校に午前11時に来て下さいとのこと。オットーと私はタクシーで特殊学校に行ったら待てども待てども誰も出てこない。それどころか、しんと静か。Oster(復活祭)の休暇期間中だったこともありおかしい、と思い始め…。そこに運良く、学校関係者が待っていた私達に声をかけてくれました。校長に電話をすればなんと…私達の家から3,4分ぐらいの指定の学校にいるとのこと。

 

なんでやねん。

 

始めからそこにしとけば楽やったやんけ。

 

特殊学校の秘書が間違って校長にあっちに行けって言ったという。おまけに待ってるからすぐ来てください、とか。

 

ええ、ええ。行きましたよ。

 

こっちは手紙で指定された通りにしたから、何も悪いことはないですゼ。向こうさんは手間とらせてって謝ってましたよ、もちろんじゃないですか。

 

端的に言うと、学校側が鑑定士さんの結果と親の希望を聞いた結果、希望通りのFörderschuleになるようです。まだ確定してませんが、まあ決まったと同じです。ムスメを何とか学校に通わそうと渋っていた指定の学校の校長も今度こそ納得な様子。ムスメは『自閉症スペクラム』に入るか入らないか。州では『自閉症』と診断された児童は、特殊学校ではなく、皆との生活を学習できるように通常の小学校なんだそうです。でも鑑定士さんの結果によって、通常の学校を避けられました。

 

しかしながらも、最終決定は保護者にすべての権利があります。オットーの同僚で私も知っている女性のお子さんは弱視で特別学校がいいと言われたようですが、普通の学校で最前列に座って勉強してるそうです。

 

入学前の検診から学校を決めるまでに2年…。希望通りの学校に入学させられるのでその苦労と努力の甲斐あり、でしょうか。