第2段階は『Die Reduktionsphase(リダクションスファーゼ)』、減少期。

 

この時期にやることは… 1食 + 2ドリンク

 

  • 朝・夜はドリンク、昼に食事をとる
  • 継続期間は約6週間

 

注意することは…

 

  • 野菜、低脂肪の肉・魚、少量の全粒穀物の米、パスタ、パン
  • 初期は糖分を含む果物は避け、その後は週2〜3回、昼食にデザートとして少量摂取
  • アルコール、脂肪、デンプン質豊富な食物も避ける

 

基本は断食+低炭水化物です。

 

じゃがいもやパンなど、炭水化物豊富な食べ物が占めるドイツの食文化。例外なくパントリーには米、数種類のパスタ、春雨、乾燥中華麺が一杯で、毎晩飲んでいたワインも何本か…

 

これ全部どうするんだ?と思いながらも説明書に従いました。

 

  • レタス、サニーレタス、トマトなどの生野菜とブロッコリー、カリフラワー、インゲンなどの茹で野菜
  • ドレッシングはバルサミコなどのビネガー系
  • 肉は茹で、魚は塩・胡椒だけで味付けして少量の油でソテー
  • 米・パスタ、パンは食べない
  • 果物は食べない
  • 酒もやめる

 

昼食べたら翌日の昼まで食べられない。そこで約26〜8cmの皿にこんもりなるほどの生・茹で野菜と肉や魚。肉以外はいわゆるベジタリアン向けでタンパク質豊富、低炭水化物の『大豆肉』製品で代用。

 

上記の写真は昼食の例です。今日はサニーレタス、黄色パプリカ、きゅうり、チェリートマト、人参に赤バルサミコのドレッシング(酢+アブラナ油)。そして低炭水化物の黒パンに山羊のチーズをはさんだもの。デザートはスムージーをちょっと混ぜた低脂肪・炭水化物のプロテインヨーグルト。

 

果物は第2段階を初めて2週間ぐらいしてからリンゴ半分、ぶどうの粒少し、食事のあとに食べてました。久し振りに食べた果物はとても美味しく、新鮮でした。

 

不思議なことに同じ満腹感でもファーストフードやこってり料理を食べたあとのむかむかする満腹感はありません。いっぱい食べたあとでも眠気もあまり起きず、苦しくない。

 

A. この時期に変わったことはありましたか?

F. 活力が湧いて体を動かしたくなり、調子も良くなったのは変わりません。体重にも変化は起きていました。一日1回の食事なので、食べ物の味を楽しもうとゆっくりとよく噛んで味わって食べるようになりました。

 

もとが面倒くさがりなので毎日ほとんど同じような内容の食事ですが、飽きることもなく6週間が過ぎました。

 

次の段階は『Die Stabilitätsphase(シュタビリテートファーゼ)』です。

 

それではまた。